卵と私の日常サタン事

認めたくないけど…
金銭に余裕がある時は
ストレスも比例してたまって…
貧しい時は…何だかんだ楽しいwww

勝手なイメージなのですが…

2021-11-11 06:23:01 | 日記



何故か…

【村長】

って聞くと…



頭のてっぺんがハゲた

精力強そうなおっさんが

目に浮かびます。



んで…

村中の人に愛されているか




あるいは

物凄く強欲で悪人で恐れられているか




どっちかねwww







サラリーマンと聞くと

颯爽と街を歩くイケメンを

イメージしますが…

(いや…村長じゃねぇかっ!)


これが…

セールスマンに換わるだけで

ゴツイ体格の汗臭い男に

イメージが変わるんですよw

それに

団地妻がペアになると

もう…

エロ以外の

なにものでも無いでしょうがwww







似たようなパターンで…

【主婦…単独登頂に成功!】

とかいう新聞記事とか発見すると

もう妄想が大変ですよwww


冷静にね…考えるとですよ…


【一人で登山した人が…

たまたま結婚してた!】


ってだけの事でしょ♪


隣の家の奥さんが

高尾山に一人で登った


ってだけの事でしょ♪


でもですよ…

んもぅ

【主婦】

つったら…

買い物カゴから

九条ネギが飛び出してて

サンダル履きのエプロン姿で

こめかみにサロンパス

細かく切ったヤツ貼っててwww


【登頂】


つったら…

断崖絶壁の

デッドバリケードとか呼ばれてる

90度以上の壁を

ロッククライミングで




たまにぶら下がってる

ミイラとかいててwww

なんならネギを巧いこと使って

壁の隙間に突っ込んで…

よじ登ってくる

40歳~50歳の熟女としか

思えないんですよ~~~~~!www












ねぇ?






(ねぇ?…じゃねぇのよ…)








妄〓たまこ〓想

これが20歳頃…あ…じゃ…昨日か!…書いた小説

2021-11-11 06:08:39 | 日記



まぁ…正直
知識不足をカバーしきれず
『そんな訳あるか〜!』
的な物語www

ただただ
『ひょいぱく』
って言いたいだけwww




【稲荷寿司】



兄は、うすのろだった。

父は糖尿病を患い
去年亡くなっていたので
その一家は
母親と、兄と妹の
三人暮らしであった。

妹は勉強もでき
運動神経も良かった。
幼い頃は
あらあら…
だめなお兄ちゃんねえ
ぐらいだったのだが
次第に母親の態度も
妹の態度も
邪険なものに変わってきた。

「また、こんな点数なの?
少しは、妹を見習ったらどうなの」

「あはは。お兄ちゃん。
良かったら
あたしが勉強、教えようか?」

そんなことを言われても
兄は、ニタリニタリと
笑うだけだった。

「ふん…
うすきみわるい子だよ」

それが
母親の口癖だった。

「お兄ちゃん
あたし、図書館に行くけど
一緒に行かない」

兄は、こくりと頷く。

「ふん、そもそも
字が読めるのかどうかも
怪しいもんだよ」

実際に、図書館では
妹は、参考書を見ながら
勉強するのに対し
兄は
写真が多く載っている
本を読んだ。
特にお気に入りは
料理の本だった。
色鮮やかな料理を見ては
ニタリニタリと
笑うのだった。

ある時
学校で運動会があった。
妹はもちろん
学年一の成績だったのだが
兄は、何をやっても
鈍くさかった。
ドテドテと走る姿を見て
全員が笑った。
教師も笑った。
生徒も笑った。
そして、兄も
ニタリニタリと、笑った。

しかし、母は
苦虫を噛み潰したような顔で
かぶりを振っていた。
妹は、悲しそうな顔をして
兄を見ていた。

昼食の時間になると
母親と妹だけは
テントの中で食べた。
重箱には
色鮮やかな料理が並べられ
和気藹々と食事がなされた。
それにひきかえ
兄は、ぽつんと一人
運動場の端っこで
タッパーに入った
いなり寿司を
モソモソと食べた。
それは
母親が持たせた弁当だった。
母親が
ペットボトルのコーラを
ぐびぐびと
ラッパ飲みしていた時
兄は、水のみ場で
水道水を飲んでいた。
すると
女の子たちの声が
聞こえてきた。

妹のクラスの子たちだった。

「さっきのあれ
チョー笑えたんだけど」

「あの、鈍くさい奴でしょ」

「あれって、誰かの兄貴だっけ」

「あんたの、兄貴じゃなかった」

「…ん、違う…よ…」

最後のは、妹の声だった。

その一家は
父がいなかった為
母親が、ふたつもみっつも
パートを掛け持ちしていた。
そして、もうじき
妹の受験だった。
そのため、朝晩の料理は
母と妹のふたりで
当番制だった。

その日の朝は
妹が朝食を作る番だった。
しかし
深夜まで勉強していたため
妹は、寝坊してしまった。
慌てて飛び起きて
台所へ行くと
兄が、ひとり、いた。

「お兄ちゃん、起きてたの?
ごめん、あたし寝坊して…
悪いんだけど
今朝の朝食…あら…?」

妹が
テーブルの上を見ると
皿の上に
いなり寿司が
用意されていた。

「おかしいわね…
今朝は、あたしが
当番の日だったのに。
お母さんが作ったのかしら?」

そこへ母親が
ボリボリとお尻を掻きながら
大あくびで現れて

「あら?今朝は、いなり寿司なの?」

と言って
ひょいぱくっと
皿の上の
いなり寿司を食べた。

「え…
お母さんが作ったんじゃないの?」

と聞きながら
妹も、ひょいぱくっと
皿の上の
いなり寿司を食べた。

「なんでよ?
今朝は、あんたが当番でしょ」

と言って
ひょいぱくっと
もう一個
いなり寿司を食べた。

「ううん
今朝は、寝坊して
今、起きたところなのよ」

と言って
ひょいぱくっと
もう一個
いなり寿司を食べた。

「じゃあ
誰が、作ったってのよ」

ひょいぱくっと
いなり寿司を食う。

「もしかして…」

ひょいぱくっと
食べながら、兄を見る。

「どうでもいいけど…
このいなり寿司は、美味いねえ。
とまんないよ、とまんないよ」

 ひょいぱく。
 ひょいぱく。

「ねえ
これ本当に
お兄ちゃんが作ったの。
こんなに美味しいのって
今まで
食べたことないよう」

 ひょいぱく。
 ひょいぱく。

「なんだい
それじゃ、あたしの作ったのは
不味かったってことじゃないか」

 ひょいぱく。
 ひょいぱく。

「違うわよ。
これが、段違いに美味しいってこと」

 ひょいぱく。
 ひょいぱく。

「ふん
まあ、確かに美味しいねえ
毎日でも食べられるよ
どんな、うすのろにも
特技ってのは
あるもんなんだねえ」

 ひょいぱく。
 ひょいぱく。

「朝食で
こんなに満腹になるまで
食べていいのかしら…
でも、もうちょっとだけ」

 ひょいぱく。
 ひょいぱく。

そんな中
兄は、ただ黙って
ニタリニタリと
笑うのだった。

好きなものは
朝昼晩でも
食べられると
言う人はいるが
実際に、そうする人は
まずいないだろう。
しかし、この一家は
実行したのだった。
その家での、調理担当は
兄になった。
しかし、調理といっても
兄が作るのは
いつも、いなり寿司だった。
実際、毎日食べても
飽きることはなかった。
母親も
調理にせよ、片付けにせよ
手間が省けるので、喜んだ。
そんな生活が、数年続いた。

最初に倒れたのは
母親だった。
無理もなかった。
その身体は
ぶくぶくと太り
歩くのも、やっとだった。
太りすぎて、玄関から出れず
病院に入院することもできず
自宅で
療養することになった。
次に、妹も倒れた。
学生時代とは
比べ物にならないくらいに
ぶくぶくと
醜い体型になっていたが
そんなことは
どうでもよかった。
兄の作る
いなり寿司を食べれるなら
勉強にすら
その興味が失せていた。
ふたりが倒れた原因は
糖尿病だった。

兄は、少しずつ
しかし確実に
いなり寿司に入れる
糖分を増やしていった。
糖分のとり過ぎで
人が死ぬことは
父親を見ていて
知っていた。
最近では、彼の作るものは
いなり寿司というより
油揚げに包まれた
砂糖の塊であった。

「み、水…みず…」

母親が、水を欲しがるので
兄は、とろみがついた
砂糖水を与える。
既に味覚を失っている
母の舌は
その水が、どんな味なのか
感じることなく
ぐびぐびと飲み干し
絶命した。

兄は、妹の点滴を
新しい砂糖水に交換する。
妹は、死ぬ前に
ひとことだけ、こう言った。

「お兄ちゃんの作った…
いなり寿司が食べたいよう…」

それを聞いて、兄は…
ニタリニタリと笑って
涙を一粒、流した。





稲〓たまこ〓荷