多摩爺の「時のつれづれ(如月の16)」
ブースター接種を急げ!
一昨日、都内では新型コロナウイルスの新規感染者数が・・・ とうとう2万人を超えてしまった。
私の住む自治体でも、この1週間は毎日のように、三桁の新規感染者が続いており、
気を抜くことができない、緊張の日々が続いている。
メディアでは、実行再生産数が下がってきているので、
来週当たりには、ピークを迎えるという・・・ 楽観的なデータ分析もある。
曜日毎の新規感染者数を、先週と比較すれば、確かに伸びは鈍化しているが、
一方では、ピークを予見するのは困難だとする専門家もけっこういて、
番組の中では穏やかに話し、対立してるようにはみえないが、二つの意見があるのも確かだ。
個人的には、前者の分析どおりであってほしいと願うものの、
新規感染者の絶対数は万単位であり・・・ その数値があまりにも大きすぎて、
仮にピークを越えたからといっても、社会システムが止まらないよう、
濃厚接触者の待機期間が短くなったこともあり、市中の人流が減らないことが想定されるので、
目に見えて新規感染者数が鈍化してくるのは・・・ しばらく先になるだろう。
個人の力なんて、本当に小さなものだが・・・ 一刻も早く沈静化させたいし、
自らの感染リスクを下げ、医療機関の手を煩わせないためにも、ブースター接種は必須だと思い、
接種券の到着を待って、ネットで最短の接種日を予約し、
昨日の午後、自治体がやってくれている集団接種会場に行ってきた。
1回目のワクチン接種は昨年の6月22日で、2回目が7月19日、そして3回目が2月3日、
さらに・・・ 11月19日には、インフルエンザのワクチンも接種してるので、
7ヶ月と2週間の間に、なんと4度もワクチンを打ったことになる。
女房に至っては、12月に肺炎球菌ワクチンを打っているので、5度のワクチン接種になり、
左腕は堪ったもんじゃないだろう。
女房も私も、1回目と2回目はファイザーだったので、
3回目もファイザーが良いかなと思っていたが、ファイザーは予約が取りづらいらしく、
少しでも早く打ちたいなら、モデルナの方が早く予約が取れるというと、
女房は一瞬だけ顔色が曇ったが、直ぐに納得してくれて・・・ 今回はモデルナに決定した。
ファイザーを2回打ってるので安心なのは分るが、同じmRNAワクチンだし、
毎日のようにメディアにでてくる医師は、ブースター接種をモデルナで交差接種すると、
注射の量が半分で済むので、副反応は少なく、効果は1.5倍あると言ってたので、
細かいことは分らないが・・・ 現状を見てみれば、素直に信じるしか選択肢はないように思えた。
ただ一つ、モヤモヤとしてることがあって、
昨年11月にインフルエンザのワクチン接種をした日の夜から、
左肘に違和感がでてきて、関節痛というほど「ズキン!」とはこないものの、
2ヶ月以上経つのに、未だに元に戻らないので・・・ ここ最近、ちょっと不安になっている。
この際だからと思って・・・ ブースター接種のとき、問診をしてくれた医師に聞いてみたら、
「インフルエンザの接種の時に、神経に触れたかもしれませんね。
そういうこともありますから、我慢できないぐらい痛くないなら、そのうち治るでしょう。」と、
いかにも、お仕事ができそうな若い先生が・・・ ニコッと笑いながら応えてくれた。
たぶん、そうなんだろうと、自分でも思ってはいたが、
ハッキリそうだと言われると・・・ 人間って不思議なもので、ちょっとムカついてしまう。
皮下注射のインフルエンザワクチンで、
神経に触れるようなことがあっては・・・ 困るのである。
それを「下手なお医者さんが注射されたのでしょうね。」とまでは言われてないものの、
含みを持たせて、遠回しにそう言われたら、なんだか情けなくなってしまう。
確かに、インフルエンザの予防接種を打った近所のクリニックは、
爺ちゃん先生が診察して、オバチャン看護師さんが注射する役割分担になっていて、
爺ちゃん先生は、67歳の私より5~6歳は先輩に見えたし、
オバチャン看護師さんは、見た目で申し訳ないが・・・ おそらく同年代か、少し下だと思う。
よって経験値だけは、かなりの場数を踏んでいて、相当に高いレベルにあるものの、
一方で、加齢からやって来る、どうしようもできない技術の劣化も、相当に進んでいるかもしれない。
結論は、そのクリニックに行ったことが、そもそもの選択ミスだったということになる。
もう終わったことだから、自然に完治するのを待つしかないが、
気にしないようにしようと思ってたのに、再び気になってしまうんだから、
若い医師の発言は、全くもって正しいのだろうが、
「神経に触れた。」のひと言だけは・・・ 言わなくても良かったと思うが、どうだろうか?
このことを、帰りの車の中で女房に話すと、今度は傷口に塩を塗り込むかのごとく、
「そんなことより、ブースター接種に意義を見いだすべきじゃないの?」と言うから、
もう・・・ 私のプライドは、ズタズタでボロボロである。
運転中だから、事故を起こしちゃいけないので、それ以上その話はしなかったが、
近くて良かったんだけど、これからは爺ちゃんクリニックじゃなくて、
別のクリニックに行くしかないと、いつになく固く誓った。
なにはともあれ、ブースター接種が終わったので、
気持ちが楽になったことだけは間違いない。
ワクチンが効くとか、効かないとか、はたまた危険だとか・・・
ネットに、さまざまな情報が飛び交っていることは、もちろん承知している。
独り暮らしならいざ知らず、守らなきゃならない家族がいるのだから、
できることは、なんでもせねばならない。
そう捉えれば、選択肢は必然的に・・・ ブースター接種しかないだろう。
小さな子供たちが、毎日のように感染し、学びの場が奪われて、自宅待機に追い込まれている。
この国の未来を託す、小さな子供たちが・・・ 毎日通う場を守るためにも、
ファイザーだ、モデルナだと、しのこの言わず、少しでも早くブースター接種を終えることだ。
手本となるべき大人が、その気になりさいすれば、
接種率を上げることは・・・ そんなに難しいとは思わない。
居酒屋さんにだって、生活があるのは理解している。
とはいうものの、夜な夜な飲み歩いて、居酒屋を守るなんて屁理屈がまかり通るようでは、
小さな子供たちを守ることなんて、できるわけないだろう。
私はそう思うが、間違っているだろうか?
追伸(2月4日の朝)
ブースター接種から一夜明けた朝・・・ 女房は昨夜、左腕が痛くなったと言ってたが
私はいまのところ、いつもと変わらず、発熱や倦怠感などの異常はでていない。
2回目のときは、倦怠感というほどじゃなかったが、接種直後から違和感を感じていたが、
今回はいまのところ、私も女房も発熱や倦怠感はなく、副反応らしき兆候はでていない。
追伸の2(2月4日の昼下がり)
どうやら、副反応がでたようだ。
お昼過ぎに、なんだかフワッとするので熱を測ったら37.7度
女房も似たような症状があるというので熱を測ったら37.9度
モデルナの副反応は若者が中心で、65歳以上の年寄りには出にくいって言ってたけど、
67歳の爺さんと、65歳の婆さんは・・・ 若者に選ばれたようだ。
これって喜んでも良いんだろうか?
風邪を引いたみたいに寒気がするわけじゃないし、咳もないし、呼吸が荒いわけでもなく、
頭が痛いわけでもないのに・・・ いつの間にか、二人とも発熱していた。
今夜はコンビニ弁当にするしかないだろう。
追伸の3(2月5日の朝)
女房の体温は36.2度で平熱に戻り、
私は36.7度だから、少し高めかもしれないが、
体はフワッとしてないし、頭もシャキッとしてるので、どうやら普通に戻ったようだ。
やれやれ・・・ ホントにホントにやれやれだった。
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