秋華賞（2016）最終結論。

　
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【本命馬】07ヴィブロス

　小柄な馬は飛ばなければならない。小柄な馬は全身をバネにしなければ500㎏を超える大型馬には敵わないだろう。430㎏台を小柄とするならディープインパクトはひたすら飛んでいただろうし、それ以下の馬体重ならドリームジャーニーも内回りで飛んでいた。さらに言うなら日経新春杯でエリモダンディーはE.T.で自転車を漕ぎながら月夜を舞っていた少年のように飛んでいたし、ステイゴールドは飛ぼうしても飛べなかった軌跡を描くことで名馬足りえた。牝馬ならばオークスでサンエイサンキューと内外一緒に飛んで武豊騎手のキョウワホウセキの野望を打ち砕いたのは410㎏台のアドラーブルだった。今年の秋華賞で間違いなくビッシュは飛ぶだろう。もちろん飛ぶというのは馬券対象圏外へ堕ちることではない。父ディープで母父Acatenangoなら飛ばないわけはない。しかしそれ以上に飛びそうな本命馬がいたのだ。ヴィブロスの前走の紫苑Ｓは3角手前でブレーキがかかり最後の直線では0.4秒差突き放されてしまったが、とりあえず権利を取れさえすればいい。今度は逆転の絶好の機会がやってくると予想した。全姉にヴィルシーナがいることでじわりと成長力がありそうな資質でもあり、さりげないHaloのインブリが内回りコース得意の血統構成をしている強みもある。機動力、高速回転、これらの勝負所で必須となる積極的運動をいかんなく発揮すればジュエラーのような完歩の大きさだけで圧倒する大型馬をなんなくねじ伏せることができるだろう。他馬の運動の時間さえも止めることのできる大いなる飛翔を期待したい。
　
◎07ヴィブロス
○10ビッシュ
▲03パールコード
△04パーシーズベスト
△14ミエノサクシード

【買い目】
単勝07
複勝07
3連単軸1頭1着流し
07→03,04,10,14
3連単軸1頭2着流し
07→03,04,10,14

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