ひとときの駿感.blog

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壱角家 ふじみ野店

2015-12-01 23:50:14 | グルメ・カフェ
【訪問日】11月29日 14時頃

 壱角家が本気を出してきた。その猛烈な広がりは留まるところ知らない勢いで、赤を基調にした派手な店の装いは家系好きを一網打尽にしていこうという意図がはっきりとみてとれる。池袋店、西新宿本店と来て、日曜日は最近オープンしたばかりのふじみ野店におじゃました。店内は広く、子供連れの家族でけっこう店内が賑わっている。680円(税込734円)のノーマルのとんこつ醤油をいただく。3枚の海苔と、うずらの卵にチャーシューとほうれん草は家系のあるべき姿ではあって、麺も含めてこのすべてがご飯のおかずになってくるのだ。



 そう。このお店の入り口に陣取る業務用の大きな炊飯器に胸が踊る。無料でおかわり自由というライスのサービスがこの上なく食事の質を高めるのだ。一杯目を大盛りにして漬物とふりかけでごっそりと飾り、いつものようにスープに浸かった海苔でご飯を巻いてひと口ふた口と空腹の欲求を満たしていく。武蔵家のような動物系を強調したような個性はなく、あまりにも過度なまろやかさは、万人向けと化して若干いただけないものの、まあまあ塩っ気の強いスープは程よい麺の固さと相まって十分水準級には達している。二杯目のごはんもチャーシューはいうまでもなく、スープが絡んだほうれん草までもがご飯を進ませる原動力になっていることの嬉しさ。

 


壱角家を擁護しよう。

走り出したら止まることのできない不可逆の増殖の方法しかない大きな商業資本の宿命に、ここは取り敢えず、らんぷ亭からの移り変わりを我々は素直に賛美しようではないか。



壱角家 ふじみ野店ラーメン / 上福岡駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5



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