『青山パン祭り』

3月14日(土)　晴れ
青山パン祭りを楽しんできました。

風も穏やかで
初春めいた陽射し。

午前中10時半頃
JR渋谷駅を降りて、宮益坂を上り青山通りを歩く。
青山学院大学キャンパスが見えて
通りを挟んだ向かいの国連大学前が会場だ。
ファーマーズマーケットと併催だけにすでに
かなりの賑わいを見せていた。


　

試食にと、おすすめのパンの欠片を貰いつつ
お店に並べられた様々なパンを眺めていく。

長蛇の列のお店もあり、なんとなしに並んで
美味しいパンにありつけたり。

モンタヴォーなんかも出店していて
ここにも出ていたのか！と牛乳パンの健在ぶりも
それをさらに季節をテーマにアレンジした
美味しそうなパンをアピールしていた。

HIGUMAドーナツという個性的なドーナツ目当てに
行列が出来ていて、すかさず最後尾から順番を待つ。
その場で揚げて出してくれるサービスで、トッピングに
マスカルポーネチーズを塗したスぺシャルを味わった。

　

自家製天然酵母の幟を翳したワゴン車は
「ツキモ・バザール」と言って、
卵とバターを使ってないパンを提供するみたいで
その中でも「 豚角煮とレバーペーストのベトナム風」という
個性的な惣菜パンを選んで買って食べた。
かなり美味い。レバー好きならばいける！と言ってしまえばそれまでだが
パンの生地のこうした、しっとりでもなく、もちもちでもなく、
素の弾力と言ったものというか、パンのストレートな味わいは
きっちりベースとして、その存在感が見事に達成されていたりする。
もしかしたらこの日一番美味しかったかも。
偉そうなことはいえないけど、なんとなく。

　　


ヤギのお乳を使ったパンを売っていたのかな。
仔山羊の姿も。

基本、シンプルなパンが好きで、この日はあえていつもとは違う
普段食べないようなパンを物色していただけに、朝と昼食を兼ねて
大満足のパン巡り。



ここの珈琲は美味かった。
丁寧にドリップしてくれてスッキリとした抜群の味わい。
笑顔満面の若い女性店主が「パプア・ニューギニアです！」と元気に言ってたな。

午後は青山通りを外苑方面へ。さらに骨董通りを歩いて
腹ごなしに六本木まで歩くという長い道のりを自分に課し、
あっというまのエネルギー消化となった。

街の景色。
様々な建築の狭間に常緑の一樹あり
行き交う風も物静かに
アスファルトの上を流れていた。