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予想はこちら→「有馬記念（2015）最終決断」
【結果】
単勝 07 1,700円 的中！
複勝 07 410円 的中！
3連複6頭BOX 不的中
有馬記念 ゴールドアクター 2:33.0
7.0-11.7-12.2-12.5-12.7-12.8-12.6-12.6-12.0-11.9-11.5-11.3-12.2（JRA）
4F 46.9-3F 35.0
なぜキタサンブラックをBOX馬券に組み込むことができなかったのだろうかということはここで問わないこととしよう。リアファルの不調を予想段階で読み解くほどの情報力を持ち合わせていなかった自身のリサーチの甘さが露呈したということでお許しをいただきたい。決して結果から遡ることのできない不可逆的なプロセスに思考の飛躍がどうしても作用してくれない自分の予想法にもどかしさを反省しつつ、懸命な改革を2016年実践しようと気持ちを切り替えた。
冬独特の乾いた薄い陽光が西へ傾きつつ、着用し続けていたヘルメットで固まったはずのペタン髪が乱れるほどの強烈な北風吹きすさぶターフのお立ち台に、32歳の吉田隼人騎手の念願のGⅠ制覇をまずは祝福しようではないか。
ゴールドシップのスパートが不発に終わってしまった。前半あれだけ先行馬達が楽をしていたのでは、その余力で露わになる激しい加速ラップ空間の次元に自らの捲りスタイルを合わせていくのはかなり厳しい。今は亡きステイゴールドの後継種牡馬として、そして母父に光るメジロマックイーンの血を僅かでも産駒に受け継がれていくことへの期待を込めて見守ることにする。
今はどこがどうとは言えないが、ゴールドアクターは今までの有馬記念勝ち馬とはちょっと違うタイプのように思える。もちろんノーマークに近い形で勝ったということもあるが、今後受け身に立ち続けることの困難さを克服していく過程で俄然醸し出すことのできる王者の風格が、この先どれほどにゴールドアクターに、その振舞いの度合いが高まっていってくれるのか。正直期待半分不安半分ではあるけれども、少なくとも吉田隼人騎手が乗り続ける限り応援はしていくつもりだ。
