序盤やや速めに進み、中盤では13.8-13.5と
極端に緩んだ。
その緩みの反動は800M46.0と
最近では最速のスパートとなり
マイネルキッツが作り出した
2段急加速12.5-11.8-11.3の
ロングスパートに後続の馬は
全く付いていけず
唯一ジャガーメイルだけが
33.7と33秒台の脚を繰り出し
キッツを抜いてゴール。
…
うん…なんとも…と言い知れぬ
違和感を感じてしまうのは
レース上がりが34.2。
これはマイネルキッツの上がりが34.2だから
坂下通過直後にキッツが先頭に立ちそのまま
ゴールまでなだれ込んでるんだけど
この上がりが勝ったジャガーメイルの33.7に
次ぐ2位の上がりだったということ。
このことが3着以下が5馬身離されてしまった
理由なんだろうけどつまり、3着以下の馬は
全く力を出せずに終わってしまったということ。
他の16頭は力を出せなかったのか。
僅かにメイショウドンタク武幸四郎騎手だけが
人気薄の気楽さもあって早めに動いたことが
結果3着に残った要因であるとは思うのだが。
極端なことをいえば1週半ただ周ってきただけって
いうことになってしまう…
いや。
不運な降着事故もあったので
それは大袈裟にしてもこの特異な盾の舞台に
おいて。ここから何を見出すかということでいえば、
僕は松岡正海騎手のパフォーマンスに尽きるという思い。
今日は脚本、演出そして最後は何かに
差されるんじゃないかという一抹の不安さえも
抱くことも承知であるような演技。
そんなシナリオさえも松岡騎手が思い描いていた
とおりの競馬だったという思いが強い。
それはやはりマイネルキッツが前年の覇者であり、
前走59Kgで日経賞を勝ったことの自信の表現で
あったと思う。
そうなると今後松岡騎手の短距離での
人気馬騎乗では軽視し、中距離以上では
重要視しなきゃいけないのかと、という
取捨のスタンスなんかはできてくるのだ。
…はあ…
ああ~…
とため息ばかりがでてしまう
今夜だけど
いつまでも理由のない悔恨に
悩まされず、早く頭を切り替えないと
GWの連休も過ぎ、早くも週末が
迫ってきてしまう。
連休やっぱり近場でもいいから
どっかドライブでも
行ってこようかな。
競馬予想のウマニティ