ひとときの駿感.blog

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スプリンターズS(2010)を振り返る。

2010-10-03 18:56:12 | 競馬回顧
スプリンターズS(2010)ウルトラファンタジー 1:07.4
11.7-10.7-10.9-11.2-11.1-11.8(JRA)

33.3-34.1

前半32秒を切りませんでした。

スタート後押して押して
すかさず内に切れて
ハナを主張したウルトラファンタジー。
これは速かった。
決めてたんですね。
あれは。

必死にしごきながらも
この様子を見たローレルゲレイロ
藤田騎手は、もうこれはハナを
切るのは無理だと諦め、
途中で2番手で進もうと
思ったんではないでしょうか。

ところがところが
ウルトラファンタジー
鞍上のライ騎手。
ハナは確保し、自分のペースで
いけると安心したのか、
急に緩めるんですね。

急に緩めるもんだから後続のローレル、
ビービーの2番手集団が
ちょっと前で出てしまう。

でもやっぱ行かせてと
再度ハナに行く。

33.3という先行有利の
流れの中、ウルトラファンタジーは
4コーナー過ぎて後続を突き放します。
この瞬間、現状のスプリンター界における
香港勢のレベルの高さを痛感しました。

降着したダッシャーゴーゴー。
仕掛けどころでアイルラヴァゲイン
とグリーンバーディーの間に
入ろうと思ったときに

ちょうどコーナーに入ってしまい
アイルラヴァゲインが外に膨れて
行き場がなくなり、最内への
進路しかなかった。
そこにサンカルロ。

こういうのは
進路妨害が起こった場面を
見るのではなくその直前の
トリガーを探ると
瞬間瞬間を大事にする
騎手の勝負にこだわる
思いが伝わってきます。

行き場がなくなるのは
差し馬の宿命。
これはもう運としか
いえないんですね。
それはグリーンバーディー
にも言えます。

前半緩かった分有り余る
末脚の弾けるエネルギーが
残っていたのだから。

ここで今日の回顧を
来年以降に生かすと
いう思いで締め括るとすれば
以下の2点。

・香港勢の短距離界はとにかく
レベルが高いという再認識。
来年はどうなのかという
不透明な面はあるけど
より吟味は必要。

・内枠。とくに1枠2枠に
どんな差し馬が入るか
そしてそれは積極的に
買うべきものだと。

枠順決定後常に
タガノバスティーユ的な
馬を探します。

ダッシャーゴーゴーはまだ3歳。
ゆくゆくは香港へチャレンジして
悔しさを払拭して欲しい。

ウルトラファンタジー。
ああ。Sir Ivorの5×2なんて
さらさら買う気は無かった。

気持ちの切り替えはできてます。
さて凱旋門賞。
そして来週は開催が変わる。



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