昨年のジャパンカップ・ダートの
VTRを何度も観ています。
YouTubeですが。。。
2008年 第9回 ジャパンカップダートG1 カネヒキリ レース映像
阪神ダート1800でのGⅠは昨年が初めてなので、
レース傾向がよくわからない。
というか傾向ってのがないっていうことなんだね。
でもなんとなくわかるのは条件やOPでの阪神ダート1800の
レースの動きとは全く違う、異次元のレースになりますね。
それだけはわかる。さすがGⅠです。
意外なスローで外国招待馬が先行するも
思った以上にペースが上がらなかったので、
中途半端に掛かったサクセスブロッケンが
途中先頭に立ってしまった。
誤算といえば誤算だけど、度外視にできるかも。
そして1000メートル通過が60.2で前半ペースが
上がらなかったことで、人気のヴァーミリアンが
3コーナー過ぎで早くも動く。残りまだ800Mあるのに。
これがレースを面白くしました。
岩田誠騎手ならではの腕っ節の強さです。
ヴァーミリアンが動けばみんなも追い出す。
ヴァーミリアンに付いていけなかった後方待機馬が
脱落する。追っている先行馬も徐々に失速。
内々を回り、唯一4コーナーで追い出したカネヒキリが勝ちました。
ゴール前の接戦にほんと、シビれました。
去年のレースをイメージ化しつつ展望として
今年のJCDに投影させると…
やはりなんといってもヴァーミリアンのアクションに注目。
武豊騎手ヴァーミリアンはどこで動くのか。
それとも動かないのか。
4コーナーまで前方にはエスポワールシチーがいそうですね。
馬だけでなく騎手達も常に激しく揺れ動く、
そんなJCDにおける大地の震動を楽しみたい。
…余談ですが、展開予想図を描こうとするたびに
僕はカジノドライヴがここにいないことを残念に思ったりする。
あの栗毛の垢抜けた雄大な馬体と首の低い沈み込むような走法は
なんといってもタイプの馬です。
何度VTRを観ても終にはカジノドライヴに目がいってしまいます…