ひとときの駿感.blog

☆美味しい食事やCafeのお店。映画や音楽。緑のある風景からポツリと心象まで☆

安田記念(2009)回顧…サバイバルとしての残り1ハロン

2009-06-08 01:11:41 | 競馬考察

にほんブログ村 競馬ブログ 中央競馬へ

弾けた!突き抜けるか?
いやっ、突き抜けない…
そして止まった・・・のか?

ラップ
12.0 - 10.6 - 10.8 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 11.6 - 12.4(JRA)

最後1ハロン12.4と2ハロンから0.8秒の落差は、伸びては
いないが決して止まったということではなしに、極限の底力
を求められ、極端かもしれないけれど、もはや生き残りを
賭けた壮絶なサバイバルとしての残り1ハロンだったと表わ
した方が相応しいのではとも思った。

高松宮記念馬藤田騎手ローレルゲレイロと香港勢、そして
コンゴウリキシオー戸崎騎手の右鞭の連打で作り上げられた
まれにみる超ハイペースは最後方で折り合った安勝ファリダット
にとってこれ以上ない絶好の展開になり、位置取りから当然の
ように最速の上がりを繰り出したのにも関わらず最後止まった
ように見えた3着だったのは、距離適性云々というよりは、やはり
上位2頭のダービー馬とは底力の差を痛感せずにはいられない。
壁は厚かった。

そしてウオッカの独壇場だったと言ってもいいその残り1ハロン。
もちろんディープスカイもファリダットも、大外強襲のカンパニーも
決して止まってはいないし、最高のパフォーマンスは披露できた。

それでも武豊騎手ウオッカの、昨秋ダスカとの死闘で見せた
ラスト1ハロンの瞬間の再現として重ね合わされるであろう、
そんな極限のサバイバル経験済みのポテンシャルをここで見せ
つけられては、他馬はその引き立て役を充分に演じ切るだけしか
なかったのは当然であったであろうということか。

競馬ブログ・ランキング
競馬予想のウマニティ

人気ブログランキングへ

「馬ナビ」もチェック! あわせて読みたいブログパーツ



最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。