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やってはいけないPCの危険行為

〇 PCのメモリーを増設したのに速くならない、スロット挿し間違いを防ぐ方法。

メモリーは正しいスロットに装着しないと、本来の性能を十分に発揮できないので注意が必要だ(画1、)。

画1、最近のCPUは2枚のメモリーに同時アクセスすることで性能を向上させる「デュアルチャンネル」などのマルチチャンネル技術に対応している。メモリースロットが複数ある場合は、決められたスロットにメモリーを装着しないとマルチチャンネル動作にならず性能が落ちてしまうので注意が必要だ。

最近のCPUは2枚のメモリーに同時アクセスすることで性能を向上させるデュアルチャンネルなどのマルチチャンネル技術に対応している。そのため、例えばデュアルチャンネルに対応したCPUを搭載しているパソコンの性能を最大限発揮させるためには、基本的に、同規格、同容量のメモリーを2本ずつ、決められたメモリースロットに装着する必要がある。

適当なメモリースロットに装着してメモリーがシングルチャンネル動作になった場合は、画2、の通り本来の性能が発揮されず、WordやExcelなどのビジネスアプリの処理性能も落ちてしまう。

Θ アプリの処理性能にもはっきりと違いが出る。
画2、グラフは16GB(8GB+8GB)のメモリーをデュアルチャンネルとシングルチャンネルで動作させた場合の各種アプリの処理性能を、ベンチマークソフト「PCMark 10 Applications」で比較したものだ。シングルチャンネルで動作させた場合は本来の性能を発揮できないことがわかる。
 
ほんの少しの手間を惜しんで本来の性能が発揮されないのは非常にもったいない。メモリーを装着する際は、装着するスロットを必ずマニュアルでよく確認しよう(画3、)。
 
Θ 正しい装着場所はマニュアルで確認する。
画3、メモリーをどのスロットに装着すればよいかは、パソコンのマニュアルやマザーボードのマニュアルで確認できる。
 
メモリーがデュアルチャンネルで動作しているかは、CPUIDのフリーソフト「CPU-Z」を使えばWindows上から確認できる(画4、)。機種によっては、UEFI(BIOS)セットアップ(起動方法はパソコンにより異なるのでマニュアルを参照)でも確認可能だ。
 
Θ 動作モードはCPU-Zで確認できる。
画4 、メモリーがデュアルチャンネルで動作しているかどうかは、CPUID(https://www.cpuid.com/)が提供しているフリーソフト「CPU-Z」のメモリータブで確認可能だ。
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