◯ 山々の情報をチェックできるスマホアプリ、注目はARモード。
6月に入ると、名峰と呼ばれる山々が徐々に開山し、7月には富士山も山開きする。本格的なシーズンを迎え、登山を計画する人も多いだろう。
「AR山ナビ」は、周囲にスマホを向けるだけで、手軽に山の名称や位置、標高といった情報をチェックできるアプリだ(図1)。画像で広範囲に山をチェックできる「CG」モードと、カメラで撮影している映像に情報を表示する「AR」モードがある。2つを自動で切り替える「AUTO」モードも用意されている。
中でも注目はARモードだ(図2)。位置情報と連携し、実際の風景映像にリアルタイムで情報が表示される。山の名称部分をダブルタップ※すると、画面表示が詳細情報に切り替わり、現在地からの方角や距離などをチェック可能。地図アプリや、国土地理院の地図と連携する機能も用意されている。
※ 山の名称部分をタップし選択状態にてから、もう一度タップする。
CGの地形画像を利用して、現地にいるような地形映像を楽しめる点も面白い(図3)。本アプリに登録されている「山リスト」から気になる山を選び、メニューから「移動する」を選択。映像の視点が選んだ山に移動して、山頂から周囲の山並みを見渡しているような気分を味わえる。