緩くスピリチュアリティな道を生きる…TAO

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東京一人旅…ちょっと残念な日光東照宮編

2022-10-18 | お出かけとグルメ
世界遺産に登録されている日光東照宮。
もちろんテレビでよく見る「見ざる聞かざる言わざる」の彫刻を見に行くことがほぼ私の目的です。

外国の寺院や教会もそうですが、
昔の芸術の技術に感動しますよね。
そんなにスキルの手本があったのか
そんなにイメージ力があったのか、
そんなに神様に深く繋がっていたのか、
そんなに神様からメッセージがバンバン降りてきていたのか、
そんなに用具や材料があったのか

現代なら当たり前に用具も材料も技術もあったかもしれない、
簡単に出来たかも知れないけど、
あんなに深く宇宙と繋がりイメージを受け取りカタチに出来るなんてという所に感動するのです。
その時代の人達の神様の距離が如何に近かったのかと。
ナスカの地上絵や自然界の彫刻の様に
本当は宇宙人が描いたり彫刻したんじゃないかと思う程。

まあそんなエネルギーやイメージを共有したいと思っての東照宮
それで十分、それ以上は求めるところは無いとして…

今回は2社1寺院
東照宮、二荒山神社、輪王寺です。

ランチの場所からすぐ着きました。
そこから現地ガイドさんが案内してくれるという事です。
タージンさんの様な流暢なお喋りのガイドさん。

その三カ所を巡りますが、着くまでとか、着いてからその場所の由縁や歴史などを説明してくれます。

そこに着くとその施設の神職さんや住職さんがお話をしてくれるという段取りです。

そこからが私は超冷めで、ちょっと頭が真っ白に!!
そこから何も入って来ない (~o~)

まあツアーという方ではお土産さんにも寄るというコースは有る有るです
それも理解できます。悪いとは言いません。

でもこの世界遺産の東照宮が…というのがショックというより、驚きというより、引いてしまう、冷めてしまう。


巡る順番は輪王寺、東照宮、二荒山神社ですが、
それぞれ、ご利益のあるお話から始まり、
有難いお話、有難いお言葉、
良い声で、丁寧に、説得力のある言い回し、
段々白々しく聞こえてくると、
案の定、その次にはご利益があるように物品販売に移行します。


もちろんご利益があると信じて有難く頂く人もいます。
それも否定はしませんが、
なぜそれが必要なんでしょうとつい思ってしまう。
そう思ってしまう私がひねくれているのかも知れませんが、
有難みも半減してしまいそうな話し方がどうも受け入れ難い (>_<)
めちゃ残念な気持ちになる。

中々拝殿まで入ってお話してもらえる機会は無いですよと。
この機会に良いお話を聴いて下さいねとガイドさんから送り込まれます。

深いお話は有難いです。
歴史も聴きたいと思います。
家康のお話もテレビで聴いたりしますが、
もっと身近に聴きたい気持ちもあるし、
お勉強に繋がる事はあります。
でも最後の物売りは別に要らないんじゃないかと思ってしまう。
最初の輪王寺でお札3000円、
今季、次の年、運気が悪い人は、お家にこのお札を置いてくださいという。
厄除け、厄の浄化です。

次の場所では自分を守ってくれる数珠です。
お葬式などでの数珠使い方を詳しくお話してくれて、
石よりも念珠は木製の方が良いと言っていました。
その木が境内の木だとは言ってませんでした。
数珠と念珠の違いを説明されて、
自分を守るには念珠を持ってください、
まだ念珠を持たれていない人はどうぞこの奥で有難いお経をあげてもらった念珠を持ってください、とは、買ってくださいという。

東照宮の奥でも中々は入れない徳川家康のお墓まで進んで行き、
可愛い巫女さんのお話です。

そして最後にお守りを…買ってくださいって感じです。
専門ガイドさんからの~もっとプロガイドさんへとバトン繋いで、
お札→念珠→お守り
最後は竜鳴きのお堂で、竜が鳴いているという音を聴かせてもらってお土産への順路です。
柏木を叩くのですが、それが場所によって天上との間で反響が変化し竜の鳴き声ですと聞かせてくれます。
その音は不思議で驚嘆でした。

やっぱり自然現象や自然景観の不思議こそ心の奥に響くなと改めて思う私。


私もよく神社へ行くと奉納に変わるつもりでお守りを買ったりしますが、それは自分の意思です。

もちろんこの説明を聞いて強制はしませんという事でしょうが、
なぜ神職や住職の方がそこへお話を結びつけるのか…
私には理解できません。

観光地化されている事に結びつけてしまいます。
有難みが半減。
何故か、最初の話を聴いてから後が耳に入って来なかった感じです。
ただの物売りにしか映りませんでした。

家の近くに自然食品という集客して洗脳する店舗がありますが、
その様に見えてなりませんでした。
神社も寺院も価値が下がるというか、質が落ちている。
世界遺産登録だというのに。

まあこれは私見というか、私の価値観ですけどね。
それでも人の受け止め方はそれぞれあって良いと思うので、
こんなお話で、興味を持たれて神や仏に興味を持ってもらえたら幸いだなと。
そう思うばかりです (^.^)

ごめんなさい、私が歪んでるかもしれませんが、
正直な気持ちです (・o・)
悪いという評価より、唖然… (・o・)


ひとつ記憶に残っているお話は、陽明門の柱のお話。
12本の柱が在るのですが、
その柱のグリ紋という模様が一本だけ逆さ模様になっているんです。

それは、全部完璧にしてしまうと災いが起こるという
「満つれば欠ける」と言われていることわざから
魔除けの為に一つだけ逆さ模様にして、
未だ完成していないよとしているのだそうです。
これが逆さ柱です。
人間も未完だと思うぐらいで丁度いいという事なのかな
自分が完璧だと思うところに魔が差し災いが起こるのかも知れないですね。



その他は、
象と豹の彫刻がなされた門があったのですが、
神の使いと言われていたのですが、
その時代には象も豹もいなかった時代に、
想像で書かれていたという、
まさしく象にも見える (゜o゜)

こんな不思議話の方が真理に繋がってどこか気が遠くに行くというか、
思いが馳せるという気分になるのです。

そしてそして、
有名な「見ざる聞かざる言わざる」のお猿さん
その真理は……
自分の外側ばかり見えるもの聴こえるものばかりでなく
言葉で外へ吐くばかりでなく、
自分の内側を見よ!、自分の内側を捉えよという事なんだそうです。
まさしく今の時代に必要な真理です

有難い有難い (・o・)
最初の話は吐き出したという事で (^^;)
後を心に刻もうと思います

後はせっかくの写真だけ載せておきます。





































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