今日は、ハダスフィールドからロンドンへの移動日。曇り空のどんよりした天気が多いというイギリスとしては珍しく好天に恵まれました。出発迄の二時間の空き時間は、心地よい風に誘われてホテルの周辺を散歩。見晴らしの良い丘で、緑の草が薫る風にずっと吹かれていました。
昨日は、ベルギーのブリュッセルにあるスキャバルの本社を訪問。スキャバルといえば英国のイメージがありますが、ヨーロッパのどの国へもアクセスが早いという立地的条件で、本社やデリバリーセンターをブリュッセルにしたとのこと。本社では、来年の春夏用コーデイネートなどの写真を撮ってきました。(後日ご紹介します。)高いクオリティを誇る同社は、翌日訪れた英国のハダスフィールドのローバック(不振が続く英国のテキスタイル業界の中で、クオリティの高い生地を小ロット生産対応で織り上げ、今後も残るであろうと言われている数少ない工場の一つ。)という工場にて実感。工場に流れている生産途中の生地には、ブリオーニはじめ有名ブランドからのものがありました。また、その素晴らしい生地の風合いは、周囲の美しい環境を流れる良質な水だそうです。画像は、ハダスフィールドのローバックの工場の風景です。