所用で月曜から山形に。
どうせ行くんなら東北らしい光景を見てみたいと思ってたら、まさに月曜から寒の戻りで雪に。
翌日、なごり雪と言うには余りある雪の中、山寺こと立石寺(りっしゃくじ)に行ってきた。
山寺と言っても「山寺の、おっしょさんが♪」ぐらいしか知らなかったんだけど(いやいや、関係ないって)、山形の観光名所で調べてみたけど、これくらいしか出てこない。
なんでも、松尾芭蕉が「閑けさや~」の句を詠んだ場所として有名らしい。
ごっつい岩山の上の方まで御堂が点在してるらしいんだけど、障碍者が短時間で登って降りてくるのは厳しそうなので、とりあえず麓の境内に行ってみた。
なにせこんな日ですから、健常者でもよう登らんでしょう。 | |
ここからスタート。 | |
いきなり本堂。「根本中堂」というらしい。 | |
屋根からどすっ、どすっと雪の塊が落ちてくるのが面白くてその写真を撮っていたら、次の瞬間、どどどどどっと屋根の雪が全部落ちてきて、危うく生き埋めになるところだった(汗)。 |
本堂は扉が閉まってて、 表に子どもにまとわりつかれた布袋さんがおわします。 | よくある陰陽石かと思ったら、こけし塚でした。なるほど。 |
こんなところを列車が走ってる! |
ここが登山口。入山料(遥拝料)がいるらしい。奥の院は標高400m、ここからの高低差250m、階段800段だそうな。 | |
駐車場までもどったら、少し視界がクリアになった。 |
次は時間をかけてでも、ぜひ上まで登ってみたい。
でも、紅葉の季節とか、相当混雑するんだろうなあ。
大きな地図で見る
この後、さらなる雪を求めて(?)蔵王へ。
ロープウェイで中腹まで登ったら、気温はなんと-7.4℃。雪質も、粒が細かいサラサラのパウダースノー。こんなところでスキーしたら、さぞ気持ちよかろうや(もうできんけど)。 |
東北は落葉樹のブナが多いので、常緑樹だらけの九州の山とは山容が違う。
それに、東北の人は雪道でも平気で運転する。
九州だったらすぐ通行止めだよ。
地上に降りたら天気もよくなって、文翔館と霞城址にも連れて行ってもらった。
文翔館は大正5年に建てられた洋風建築の旧山形県庁&県会議事堂。福岡でいえば旧福岡県公会堂迎賓館と赤煉瓦文化館を足して5を掛けたようなものか(でかいし)。 |
裏(中庭)から見ると赤煉瓦という不思議な建物。 | 中はいかにもな明治・大正期の洋館。 |
霞城址(山形城)にある最上義光(よしあき)像。出羽山形藩初代藩主で伊達政宗の伯父。石田三成挙兵の知らせに東軍が上杉征伐の途中で引き返した後、最上勢はほぼ孤軍で上杉勢と対峙。銅像はそのときの様子を描いたものだとか。説明文には「鎧兜は時代考証にとらわれず表現したものであります」とあるが、それでいいのか? |
本丸堀から入る二の丸東大手門(復元) | |
本丸堀から入る本丸一文字門(復元中)。本丸は御殿のみで、天守はなし。天守の代わりに、二の丸に御三階櫓があったらしい。 |
ちなみに、霞城公園にある山形県立博物館には平成4年に発掘されて24年に国宝に指定された“縄文の女神”という土偶があるらしいけど、残念ながらすでに閉館。
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