一つは広島平和記念公園の案内を中学生に英語でやらせようというもの。今は広島や長崎なら英語が使える外国人観光客はいくらでもいる。番組では自分で考えたとはいえ、あらかじめ用意した原稿をちらちら見ながら案内させていた。でも、ずいぶん昔三鷹市に住んでた時に、中央線に慌てて飛び乗ってきた白人男性に「これは吉祥寺に止まるか?」と訊かれて”Yes”と答えたものの、ふと特別快速だったことを思い出して「向かいの電車に乗り替えろ」というのを納得させるのに「特快」というのを表現できず、苦労した経験をもつ僕としては、日常で使える特殊な英語表現を地元の観光案内で身につけておくのはいいことだと思う。
例えば福岡ならどうやって旨いラーメン屋に案内するかってのを日頃から考えておけば、原爆には関係ないけど英語力アップには繋がるだろう。
そしてもう一つは、サンケイ新聞にも載ってた福山工業のVRで被曝前の広島の街並みを再現する取り組み。
「にぎわう戦前の広島、VRで再現 被爆者の絵から高校生作製」
サンケイの記事では復元素材の絵の話だけが話題になってたけど、番組では実際の被爆者から当時の様子をヒアリングしてVRに取り入れるところも紹介。
できあがった映像はかなりよくできてるんだけど、どうせVRで作るんだったら、原爆投下後の燃え盛る悲惨なシーンも作ればいいのにと思ったら、これもちゃんと作ってあった。ただ、人がいないのでリアリティとがない。どうせ課題としてやるんだったら、若い子の感性に任せてゾンビ映画風のホラーにしても面白いのかも(倫理上の問題は、原爆の悲惨さを訴えるためとかこじつけて)。
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