S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

秋の帷子&月ウサギ

2011-09-13 11:32:34 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

9月は夜長月、菊月、紅葉月。。。等の異名があります。

一昨日も、昨夜も月がとてもきれいです。

”月も雲間になきはいやにて候”・・・・と、かの有名な村田珠光もいいましたが。。。。

雲間から覗く月は、澄み渡り、宇宙のすばらしさを感じます。

千草からは、リンリン~~と虫の音。

風情満点です。

陰暦8月15夜の月を名月と言う。

あちこちで、名月観賞会も行われる事でしょう。

お茶席用に、例年この時期に作る、お菓子 ”月うさぎ”を作りました。

上用粉と餅粉を混ぜ、蒸して作ります。

今回、少し長い目に蒸したので、若干皮が固めに出来てしまったけれど、許していただこう。

黄身あんで包み、焼き火箸で、耳、口をつけます。

最後に黒ごまで目を付けると、可愛いウサギに変身です。

しかし・・・・この2,3日、日中はなんと暑い事でしょう。

思わずク-ラ-もONです。

夜に備え、体力を温存している虫たちも、少々グロッキ-気味ではと・・・

案じてしまいます。

「秋の帷子(かたびら)」・・・とは、彼岸帷子と言う言葉もありで、残暑の為、秋になっても着る帷子の事。

ちなみに帷子とは、麻などで出来ている、夏の着物の事です。

今年は、何時まで帷子を着るのでしょうか?

兎にも角にも、美味しいお菓子をお供に、名月を愛でて、一服いたしましょう。


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