9月は夜長月、菊月、紅葉月。。。等の異名があります。
一昨日も、昨夜も月がとてもきれいです。
”月も雲間になきはいやにて候”・・・・と、かの有名な村田珠光もいいましたが。。。。
雲間から覗く月は、澄み渡り、宇宙のすばらしさを感じます。
千草からは、リンリン~~と虫の音。
風情満点です。
陰暦8月15夜の月を名月と言う。
あちこちで、名月観賞会も行われる事でしょう。
お茶席用に、例年この時期に作る、お菓子 ”月うさぎ”を作りました。
上用粉と餅粉を混ぜ、蒸して作ります。
今回、少し長い目に蒸したので、若干皮が固めに出来てしまったけれど、許していただこう。
黄身あんで包み、焼き火箸で、耳、口をつけます。
最後に黒ごまで目を付けると、可愛いウサギに変身です。
しかし・・・・この2,3日、日中はなんと暑い事でしょう。
思わずク-ラ-もONです。
夜に備え、体力を温存している虫たちも、少々グロッキ-気味ではと・・・
案じてしまいます。
「秋の帷子(かたびら)」・・・とは、彼岸帷子と言う言葉もありで、残暑の為、秋になっても着る帷子の事。
ちなみに帷子とは、麻などで出来ている、夏の着物の事です。
今年は、何時まで帷子を着るのでしょうか?
兎にも角にも、美味しいお菓子をお供に、名月を愛でて、一服いたしましょう。
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