マダコ狙い-2

2023-06-28 14:02:59 | 日記
瀬戸内海のマダコと言えば、明石のマダコが最も人気がある。本州、青森県以南、日本各地の湾内一帯に生息する海水の軟体生物。近年、日本海でも普通になり北上傾向にある。何故、明石のマダコが人気あるのか、マダコのエサになる甲殻類を好んで食べているからだ。例えば、エサになる甲殻類、エビ、カニ、小魚類など、何れも人間が食べて美味しいものばかりである。料理簡単、冷凍保存OK、タコ焼きなど、昔に遡ればこの地区の埋め立て地である本庄新島、二見人工の埋め立て前の広大な海域は、本庄貝(バカ貝)の生息域であった。そのマダコの好物である豊富な「本庄貝」を食べて増殖、播磨灘一帯に広く分布、20数年前までは、タコのジュータンと呼ばれるほどタコだらけの豊富な海だった。然し、近年はマダコブームに乗ってマダコ狙いの乗合船やマイボートが急激に増え、密漁乱獲によって毎年激減している。然もタコエギの性能アップ及び竿や釣り道具(タックル)の性能アップに伴い素人(ビギナー)でも簡単に釣れるようになったことで、マダコの群れがこの4~5年で大きく激減した。そこで東西の漁業協同組合の関係者が立ち上がり県水産課に陳情、厳格な規制に乗り出し減少指向に歯止めをかけることになった。限りある海の資源を大切に後世のために釣り人も釣り船もマナー&ルールをしっかり守り、きれいな海でいついつまでも楽しい釣りを・・・

※2023年6月23日、加古郡播磨町本庄漁港を拠点に活躍している角野丸「(角野 治弘 船長)に乗り合い乗船、マダコ釣りを楽しんで来ました。

①この日の天気曇り、平日とあって少数の乗合船、それでも何所の船も満席
②松岡栄治さん、滅多に釣れない3.5㎏の大マダコを運よくゲット!
③國元会長、今期初の2㎏オーバー2杯ゲット!参戦した甲斐あった。




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