テクノマエストロに憧れて

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ドットフォンパーソナルVとOCNドットフォンの併用

2005-01-16 21:09:05 | デジタル・インターネット
ドットフォンパーソナルV用に入手したパイオニア製USB電話器「TF-FS22M-R
の使用リポートをあげておく。

下準備としてドットフォンパーソナルを解約。そのかわりにドットフォンパーソナルV
を新規契約。その際、300円の追加料金を支払って050番号の下4桁をこちらの
好みで決めさせてもらったのでまずまずな新番号になった。

ドットフォンパーソナルをアンインストールしドットフォンパーソナルVをインストール。
新しい設定情報を使い無事に起動完了。ここから「TF-FS22M-R」をつないでの
セッティング。USB接続するとWindows上でオーディオデバイスとして認識される
のでMSNメッセとドットフォンパーソナルVの音声入出力だけがこの機器に向くよう
に設定。これをちゃんとやっておくことでその他のPCサウンドはPC本体のスピーカ
ーから出るように切り分けできる。

ドットフォンパーソナルV上でUSB受話器を使っての通話。わかっていたけどひとつ
非常に残念なことがある。この受話器から直に発信や着信することが出来ないのだ。
発信するにはPCの画面に向いてドットフォンパーソナルVのアプリ上でダイヤル。
通話を切るにもPCの画面上で「切断」の操作は必要。着信にしても同様で呼び出し
があると受話器から呼び出し音は鳴るんだけどPC画面で「通話」のボタンを押さない
と会話が始まらない。

ようするにこのUSB受話器はあくまでPC上でオーディオデバイスになるというだけで
アプリと連携して電話器としての動作が完結するまでには至ってない。

そこでPCとのUSB接続以外に電話回線を用意する必要が出てくる。いや、今回の
記事では順序が前後したけどこの機器は「電話回線がある環境で、なおかつTV電話
用にも使いたい」って方が買ってこそ活きてくる製品のようだ。

うちの場合はOCNドットフォンが別の受話器で稼働中なんだけど、そこの手前で2分
岐の自動セレクターで割ってこのUSB受話器まで伸ばすことにした。これにより単独
の電話器としての動作はIP電話として使え、PC上でテレビ電話するときも問題ない。
ちょっと変則的な感じするけどこんな感じの接続形態にしないとこの機器の機能を使
い倒したことにならないのだ。

うちの場合はこのように使えたからいいけど、もしこの機器をドットフォンパーソナルV
用に買って受話器だけでなんでも出来ると思っている方がいたら要注意。アナログ接
続の別回線を用意しないとその受話器から単独では発信も着信も操作出来ませんか
ら・・・。

もうちょっとアプリと連携が出来たらいいのにね。発信も切断も電話器から出来ない
ようじゃ使いものにならないもん。くれぐれも別回線(できればIP電話回線)を用意の
上で購入しましょう。(そうしないとせっかくのコードレスも活きてこない)

留守録の機能がないのとナンバーディスプレイに未対応ってのもやっぱり痛かった。
この分野の製品・・・ここに書いた問題点を一つずつつぶしてくれれば素晴らしいもの
が出来上がるはず。

プラネックスのあれやNTTのこれもちょっと違うしなぁ・・・むずかしいとこだ。(~_~;)

IPテレビ電話研究会:三田隆治のドットフォンパーソナルV徹底検証!
まとめ・・ユーザーと共に育ててほしいソフトフォン、そしてIPテレビ電話
テク憧:ドットフォンパーソナルの利用環境を再考するにTB。