サハロフ佐藤さんのいつもの調査によると1月22日現在のHDD市場は
こんな感じ。
慣れないひとには区分けが分かりづらいかもしれないけど、上からずっと3.5インチ
HDDが続き真ん中も下寄りの「日立 HTS726060M9AT00」からが2.5インチとなる。
3.5インチ市場には400GBクラスがごろごろしてる。なのに2.5インチは100GB
止まり。しかも容量当たりの価格の差なんてひどいもので、2.5インチで大容量と
される80GBなんて3.5インチなら5千円も出せば買えるほどなんですよ。小さくま
とめるほうが技術的に高度なのはわかっているけど、それでもこれほどの価格差は
ひどいって気がする。ここにきての閉塞感はもうハンパじゃないぞ。
なんでこんなに頭打ちというか捨ておかれてるんだろ。2.5インチHDDは主にノート
PCに内蔵され需要は確実にある。一部のモバイルノート以外はハイエンドモデル迄
おしなべて採用してるのだ。それなのに容量の伸びは鈍く価格の下落は少ない。
ここ最近になってSeagateが2.5インチ市場に製品をいくつか投入してくれたので
「これで弾みがつくかな」と思ったりしたんだけど、そこに続くはずだったMaxtorが
製造計画を
取り下げてしまったりと微妙な空気。
本来ならば60Gプラッタ・2枚ディスクの120GBモデル。それも7200rpmの製品が
出ていていい頃なのに7200rpmの製品はオイラが愛用中の
7K60以来出ていない。
7K60は30Gプラッタの頃の製品ですよ・・・わかりますか? そこから40G、50Gと
ゆっくりと技術革新されてきたんです。察するに電力消費とノイズの問題に直面してる
のかもしれないけど、それならそれで60Gプラッタ1枚ディスクの60GB・7200rpm
のハイパフォーマンスモデルを出してくれればいい。わかっている奴はこれを喜んで
買うはず。(少なくともオイラはこれが出たら即買いで7K60と乗せ換えます)
と、ちょっとヒートアップしたのでここでクールダウン・・・(^-^;)
しょうがないからいま売られている中で製品を吟味してみることにする。
オイラが愛用中の7K60は名前を替えて「日立 HTS726060M9AT00」として売られて
る。これが現在最速の2.5インチHDD。オイラが買った頃は余裕で2万円オーバー
してたんだから随分安くなったもんだ。(ま、これはかなりの旧世代製品だからね)
これと戦えそうなもの・・・このリストの中だったら「
Seagate ST9100823A」だけかな。
こいつは50Gプラッタ2枚ディスクのきっちりした100GBモデル。5400rpmだから
ベンチもそこそこ出そうだよね。ただねぇ、シーゲイトのノートPC向けHDDを一度も
使ったことないんで実際の使用感がどうなのか・・・おいそれと踏み切れないとこある。
これを買うくらいだったらしばらく後に流通するであろう「
Travelstar 5K100」シリーズ
の100GBモデル。これを待ったほうが無難な気がする。(ま、このへんは好みの問題)
シーゲイトからは
Momentus 7200.1なんてのもあった。でもこれいつ出るのやら・・・
日立(HGST)さん、愛してるからお願い、いまいちど最速モデルを出してちょうだい!
このままじゃもう飢え死にしそうですよ。(笑)
こんな
話しやこんな
話しもリンクしておく。
案外この閉塞状況を突破してくれるのは東芝の垂直磁気方式かもしれないね。
2005・4・5リンク追加 ZDNet Japan:
日立GST、高記録密度のHDD技術を発表へ--20GバイトのiPod miniも視野に
100GBの2.5インチHDDが2社からにTB。
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