TWP これ…、何回目のブログです?

まぁ長続きしないんです。アウトドアと酒とサバゲとカスタムドールとイラスト。「めいんてなんす」再開しますた。

どぶろくの話

2013-10-28 22:13:32 | 日本酒(!純米酒!)


 どぶろくは、米を使った酒類では最も素朴な形態と言われ、清酒に比べ濾過が不十分であるため、未発酵の米に含まれる澱粉や、澱粉が分解した糖により、ほんのり甘い風味。
 アルコール度は清酒と同程度の14 - 17度にもなるため、口当たりの良さがあだとなってつい飲み過ごして悪酔いしやすい。

 どぶろくは明治以降、違法行為(酒税法違反)となったため、転じて密造酒の別名としてこの言葉が用いられることもある。このことから隠語で呼ばれることも多くどぶや白馬(しろうま)、溷六(どぶろくまたはずぶろく)といった呼び方も地方によっては残されている。

現在は酒税法に基く酒類となっているため、醸造にあたっては関係当局への許可申請が必要となっており、許可を得られれば、どぶろくの醸造を行うことができるが、酒税法上の罰則規定に拠れば、製造するだけでも5年以下の懲役または50万円以下の罰金となっている。

<どぶろく裁判>
 どぶろくの自家醸造、酒つくりの自由化運動を推進し、1981年には著書『ドブロクをつくろう』(農文協)を発表した前田俊彦が1984年に酒税法違反容疑で起訴され、控訴上告した通称どぶろく裁判が行われた。
 裁判で前田は、食文化の一つであるどぶろくを、憲法で保障された人権における幸福追求の権利であると主張し、自家生産・自家消費・自家醸造の是非、また、酒税法で設けられた様々な制限が、大量生産が可能な設備を保有できる大資本による酒類製造のみを優遇し、小規模の酒類製造業が育たないようにしているとも主張した。
 裁判は最高裁判所にまで持ち込まれ、1989年12月14日に「製造理由の如何を問わず、自家生産の禁止は、税収確保の見地より行政の裁量内にある」として、酒税法の合憲判断と前田の有罪判決が出た。

 しかし酒造の制限は税制上の理由であり、所得税などは申告税制になっていることから家庭内酒造についても申告納税さえすれば自由に認めるべきであり、脱税酒についてのみ取締りをするべきであるという根強い意見もある。

…とwikiにあるが、試しに大枡さんから貰った長野のどぶろく、美味い。

東京純米酒会 新春例会

2012-03-05 13:37:25 | 日本酒(!純米酒!)

去る2月25日(土)に恒例の「東京純米酒会」の集まりがありましたよ。

今回は新春例会となり、浅草の蕎麦屋「十和田」で行われ、50名以上の参加をいただきました。
お招きしたゲストは「出羽桜」の仲野営業部長、「千代むすび」の岡空社長ご夫妻です。



綺麗どころ、いらっしゃいませ。


いつもの面々。


奥から二番目が山形「出羽桜」の営業部長、仲野さんです。


老若男女、けっこうバランス良く参加いただきましたよ。

今回、酒が過ぎた方もいらっしゃいまして、次回はもう少し行儀よく行きたいものです。


次回は6月16日(土)の予定です。

「真澄」 あらばしり 試飲会

2012-02-05 18:31:45 | 日本酒(!純米酒!)
先日、長野の真澄(宮坂醸造)さまの「あらばしり」の試飲会があるというので、行って来ましたよ。

宮坂醸造さんは、蔵付き酵母が「協会7号酵母」として認定されたことで有名ですね。
東京純米酒会でも何回もお世話になっている蔵元さまです。
「あらばしり」は去年の秋に蔵出しした最初の酒で、年始の贈答用として需要があると思われます。


有楽町の酒造会館の4階で行われていました。


こちらは「吟醸」のあらばしり。
「ひとごこち」と「美山錦」の精米度合い55%。7号酵母。
パンフレットは鍋焼きかな?


で、こっちは「純米吟醸」のあらばしり。
コメと精米度合いは吟醸と同じですが、酵母はアルプス酵母使ってます。
パンフレットは七草。ココら辺もおすすめのアテの違いが出ていて、面白い。

確かに吟醸はアル添しているだけあって、「味が整っている」印象を受けます。舌や喉に引っかかりません。
つまり飲みやすい。
ですが、調子にのって飲むと、頭が…。



一方で素晴らしかったのが、この「みやさか」。真澄でなく、蔵元のファミリーネームを冠した本気印。
右の「純米吟醸 山廃50」最強。
美山錦を50%削った、アル度数16度。今度酒蔵勉強会で行ったら即買いです。お値段気になりますが。


今月、2/25(土)、東京純米酒会の新年会です。
役員ともども、本年もよろしくお願い申し上げます。




酒蔵勉強会 「宮城 蔵王酒造」

2011-11-11 23:16:44 | 日本酒(!純米酒!)
先日、11月12~13日で酒蔵勉強会に行って来ました。
場所は宮城 「蔵王酒造」です。
今回は初めて伺う酒蔵ですので、不安半分期待半分でしたが、どうでしょうか?


それほど巨大な酒蔵ではありません。街中にある質素な蔵元さまです。


左が社長の関谷さん。右が営業の石井さん。今回は社長の関谷さん直々に案内頂きました。


みんな、バス中では良いだけ呑んでるのに行儀よくていいぞ。


精米機です。超巨大な3機の精米機を抱える出羽桜には敵いませんが、新中野工業製。


使っている酒米は主に「美山錦」「蔵の華」。
酒造好適米ではありませんが「ひとめぼれ」もありました。メインは美山錦の様です。


蔵の構造上、仕込みの近辺は見学できませんでしたが、瓶詰め周りのオートメーションは見学OK。
かなり近代的な設備です。


宴会では恒例の利き酒大会。
「蔵王」と、対するは「一ノ蔵」と「銀盤」。
これをその通りに並べ換えて正解してもらいます。社長はどっかりと腰を据えてメチャ真剣。
おいらは出題担当だったので参加できず。ま、問題としては簡単な部類ですな。



今回、なかなか人数が集まらず、30名強という若干寂しい見学会でしたが、参加された皆さんお疲れ様でした。

次のイベントは来年2月の「例会」です。新年会も兼ねて行いますので、奮ってご参加いただきたい。
興味ある方はコメントをよろしく。

9/23 笠間 磯蔵酒造

2011-10-10 16:09:34 | 日本酒(!純米酒!)

もうちょっと古い話になりますが、先日9/23に笠間磯蔵酒造主催の「ちょっ蔵酒造を祝う会」に参加してきました。
震災の影響で延期され、どちらかと言うと「今年も酒造りができてありがとう会」の趣。

東京純米酒会関連のメンツで10名ほど。フレッシュひたちで石岡>笠間へ。

学祭のノリで、全般にほぼ手作り。酒蔵の構内をあれほど一般に開放してイベントをやるのは初めて見ました。他の酒蔵ではまず考えられません。逆に他が神経質すぎるのかな?

利き酒もやってました。評価シートが本格的で、「なるほど利き酒ってこうやるのね」と目からウロコ。今までの純米酒定例会がいかに適当にやっていたかを痛感します。



特に「純米酒」に拘っているところではない様ですが、「稲里純米山田錦 月」は美味かった。

こういった手作りの酒蔵フェスは憧れますし、応援したいと切に思います。
来年もまた行けたら行こうと思う。