1)縦ぶり電鍵
昔の電信級アマチュア無線技士の実技試験は『1分間25字の速度の欧文普通語による約1分間の手送り送信および音響受信』が課され、試験会場に備え付けられた縦ぶり電鍵で受験しました。とても緊張したことを覚えています。
縦ぶり電鍵はけっこう腕が疲れて上手になれず、CQ局を呼ぶ側にまわり、ラバースタンプQSOでした。
2)カネノコ刃自作Key(シングルレバーパドル!?)
エレキーキットが発売され頃は、カネノコギリ刃パドルを自作していました。
左右の接点は3mm径のネジをL字型に折り曲げたアルミ小板に取り付け、フィンガーパットは薄い木の板を加工。接点を磨き、接点復活剤を時々ふりかけて接触不良を防いでいました。
簡素な作りでしたが、自作は楽しく、多くの局とQSOしました。
3)Bencher BY-1(写真左側)
たまたまアメリカ出張の機会があり、ハムショップを探し、当時憧れていたBencher BY-1を購入しました。
やや細身のアーム、プラスチック製フィンガーピースのしなやか打ち心地がとても気に入り、長年メインパドルとし活躍しました。