<「藤木丙一本木」の一角にて>
●歩いた日:2019年11月23日(土)
●歩いた所
・藤木:上野中、乙新藤木、甲新藤木、街道下、扇合、丙一本木、小船橋、谷地、甲本藤木、乙本藤木、八幡腰、新田
●歩いたログ(足跡)(道のり6.1km)
(以上の地図:国土地理院)
(📷008と)同じ場所から西側の集落の方にカメラを向ける。
(「丙一本木」の集落)
先の方で書いたように、ログ地図に「一本木」とある集落は、調べると字地名は「丙一本木」で、「甲一本木」と「乙一本木」は、立っている場所の東側一帯(一面田んぼ)のようだ。
「丙一本木」は大きな集落で、写真のように「杉」や「ケヤキ」などの大木が立ち並び、古くからの集落であることが伺える。
写真の道を奥へ進むとすぐ集落の真ん中辺りに至るようだが、この道には向かわず、歩いて来た道をそのまま少し行ったところで右に折れ、集落の南側を通る道を西に進む。道が突き当たったところでまた右に折れて行くと、集落の中心部で左手から来る道が合流するY字路に至る。集落を南の方から眺めてみたいと思って、引き返すように左手の道を南に進む。道沿いにはゆったりとした広い屋敷が続く。新しい家が多い中にも、昔を偲ばせる古い建物や木立なども目に付く。道が右から左にカーブする辺りにひときわ大きな木が聳え立つ。
(「丙一本木」の一角)
葉っぱを茶色に変えた見事な枝ぶりの大木が青空の中に聳える。その手前と右奥にも針葉樹の高い木が聳え立つ。ブロック塀を巡らしたこの家の屋敷林と思われる。かなり古い屋敷のようだ。
さらに進むと、道の東側には一面の田んぼがひろがり、西側には森のような杉林が続く。杉林の南端に建つ一軒の家のところで振り返る。
📷009:「小船橋」から「丙一本木」を望む
道沿いの杉林のそばに建つ家は「小船橋」で、すぐそばを流れる「出川」にちなんだ地名と思われる。
右奥の集落は「丙一本木」で、前掲写真の紅葉した大木も見える。
ただ、「丙一本木」と一体的に集落を形成している写真手前の家々は、字地名としては「小船橋」、「谷地」になるようだ。
ここから引き返し、また集落のたたずまいを眺めながら北に向かう。集落が途切れる辺りまで進んだところで東の方に目をやると、また見事な屋敷林がある。
(「丙一本木」の一角2)
「丙一本木」の北端の屋敷である。広葉樹と針葉樹が混じる屋敷林で、屋敷の北西側に防風林として植えられたものだろう。
歩き回っていると、あちこちで屋敷林などの切り株が目に付く。住宅の性能がよくなって防風林が不要になったことに加え、落ち葉や杉花粉などを嫌って(あるいは、それらで隣近所に迷惑をかけたくないと思って)、多額の経費をかけて伐採したのであろうが、そんな切り株を目にすると、非常に残念な気持ちになる。
(その5に続く)
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