ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧大曲市藤木を往く(その5)

2020年01月17日 | 旧大曲市を往く

<「甲本藤木」の一角>

●歩いた日:2019年11月23日(土)

●歩いた所

 ・藤木:上野中、乙新藤木、甲新藤木、街道下、扇合、丙一本木、小船橋、谷地、甲本藤木、乙本藤木、八幡腰、新田

●歩いたログ(足跡)(道のり6.1km)

(以上の地図:国土地理院)

 同じ場所(「丙一本木」の北端)から北西方向を望む。

📷010:「丙一本木」から北西を望む

 雲一つない(左端に薄い雲が・・)ような絶好の秋晴れである。左右に連なるのは、先ほど歩いた「県道116号」沿いの家屋。右手の大きな建物は倉庫などの農協の施設である。左手の電柱の脇に見える白っぽい高い建物は「大曲南中」の校舎。
 奥は「西山」。右端の「姫神山」は、ここから見ると丸っこい穏やかな形である。
 この辺りで写真を撮ったりしてうろうろしていると、リュックを背負い、カメラを提げた若い兄さんが向こうから歩いて来た。一見して旅行者とわかる。話しかけようとしたが通り過ぎてしまった。引き留めて話を聞けばよかった。
 写真の道を奥に進む。道右手に見える白壁の建物は県道沿いに建つ倉庫であるが、近くでその壁を眺めると、こんなになっている。

(「ツタ(蔦)」が描いた芸術?文様)

 建物の壁に張り付いた「蔦」は時折見かけるが、こんなに大きな壁一面に張り付いているのは初めてである。葉が落ちて、白い壁に描かれた蔓の文様はさながら芸術作品のようにも見える。そういえば、以前、TVの「ナニコレ珍百景」でもこんな写真が投稿されていた。その写真が登録されたかどうかは記憶にない。
 倉庫脇で少し休憩した後、先ほど東に向かった「県道116号」を横断して北に進む。県道から少し行くと道沿いは「本藤木」になるようだ。前方に木立が生い茂る広大な屋敷のような光景が見えてくる。

📷011:「甲本藤木」の一角

 かなり樹齢を重ねた何本もの木立から旧家の屋敷のように見える。脇を通ると、屋敷の中へ続く細い道があるが、その奥に家屋のような建物は見えない。
 道奥左手ある二階建ての建物はユースホステル(この後看板を見て知る)である。先ほどの兄さんはここに宿泊して周辺を散策していたのであろうか。
 ユースホステルの脇を通り過ぎ、さらに少し進んだところで振り返る。

(「甲本藤木」の一角2)

 道奥右手にのぞく、縦長の白い看板に「大曲ユースホステル」の字が見える。
その奥の高い木立は前掲写真に写る木立であるが、道左手の塀際にも高い木立が連なり、その奥には大きな家が建つ。木立の様子から、ここ一帯がひとつの広大な屋敷だったように見える。
 さらに進んで前方にカメラを向ける。

📷012:「甲本藤木」の一角3

 この辺りは「本藤木」のうちの「甲本藤木」で、前掲写真のような大きな屋敷があることなどから考えると、「藤木」の本村になるようだ。写る道も左右にカーブしており、昔の道をそのまま整備した道と思われる。
 道左手の青い屋根の建物は「藤木保育園」である。

(その6に続く)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★旧大曲市藤木を往く(その4) | トップ | ★旧大曲市藤木を往く(その6) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旧大曲市を往く」カテゴリの最新記事