ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★柿、再び

2016年12月30日 | 四季のたより

 11月に吊るした干し柿が、12月になって食べ頃になりました。それからほとんど毎日の夕食後、妻が2個、私が1個食べております。

 以前に、雪をいっぱいかぶった柿の木の写真を掲載しましたが、その時書いたように、今年は200個ばかりの干し柿を作って、ベランダの下に吊るしておりました。写真は、吊るした場所の一部です。

 干し柿はここ何年か毎年作っておりましたが、どういう訳か、今年の干し柿は、色良し、味良しで大変良く出来上がりました。

 昨年までは、柔らかくなって、渋が抜ける頃になると、黒く変色してしまいました。ところが、今年は、少し色は濃くなるのですが、黒くならないでアメ色を保っております。

 黒くなっても味がグンと落ちる訳ではありませんが、アメ色の方が美味しく見え、実際、水分がとんで少しずつ小さくなるにつれて、甘みが増してくるのがはっきりわかります。 奥の棒の方は、家で食べたり、友達にあげたりして、ほとんど無くなってしまいました。

 柿は飲んだ後食べると体にいい?というので、先日、秋田市で飲み会があった時持参して行きました。大変好評で、その場で少し残った干し柿を、うちのカアチャンに持って行っていいかと言う人もおり、作った方として大変うれしい気持ちでした。

 なぜ黒くならないかと話題になり、日のあまり当たらない場所に吊るしているからではないかという人がおりました。毎年同じ場所に吊るしているので、今年は曇った日が多くて変色しなかったのかなあ、と思ったりもしましたが、結局のところよくわからないままです。誰か知っている人がいたら教えていただきたいです。

 ところで、干し柿をあげた友人が、うちの家内が喜んで食べていると言い、飲み会で持ち帰った人の奥さんが干し柿好きだということは、私の妻も含めて、中高年のカアチャン?はみんな干し柿が好きなのか、と思ってしまいました。 

 柿は、実を食べるばかりでなく、大根漬けに使う、抗菌作用のある葉っぱを料理の盛り付けに使う、柿酢の原料にする、和紙などの渋染めの原料とする、渋を塗料として使うなど、ほんとに多くの使い方があるので、少し研究してみたいと思います。

 再び、柿の話でした。


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