<「湯沢市横堀」、おしら様の枝垂れ桜>
すでに桜の時期は過ぎてしまいましたが、遅ればせながら桜の話題を掲載します。
今年(2023年)の春は例年になく暖かい日が続いたことから、開花時期の予想を含めて、盛んに桜の話題がニュースになりました。
そんなニュースに接しながら、「今年はどこの桜を見に行こうか?」などと妻と話しておりましたが、4月18日(火)に地元紙の「秋田魁新報」に、「湯沢市」の「おしら様の枝垂れ桜」が満開になっている姿が掲載されておりました。この日の天気は晴れ。「おしら様の桜を見に行くぞ」と妻に言うと、「そうだね。少し遠いけど、だんだん遠出ができなくなるから、見るなら今のうちね!」と宣う。
ということで、朝ご飯を食べてさっそく出発。「大曲」から高速道路に乗って南に向かう。45分ほど走って「湯沢市横堀」(旧「雄勝町横堀」)で高速道路を下りる。下りたところでスマホのマップを見ると「おしら様の枝垂れ桜」がある「白山神社」はすぐ近く。
ここで、神社近く駐車場に建てられていた案内板をご覧にいただく。
左上に記載されている「湯沢横手道路」を下りて、「国道13号」、「国道108号」と車を走らせ、中央に記載されている「白山神社」手前の駐車場に到着。
駐車場から100mほどのところにある神社と満開の枝垂れ桜を望むことができる。ほかの見学者の後を追って桜目指して田んぼ中のあぜ道を歩いて行く。
山の麓にひっそりとたたずむ「白山神社」とそのすぐそばにある満開の枝垂れ桜。山を背景にしてなかなかいい雰囲気である。
この景色を見て、映画「阿弥陀堂だより」(監督・脚本 小泉堯史)を思い起す。「神社がまるで映画に出て来る阿弥陀堂みたいだな」と思った。映画の背景に流れる、「加古 隆」が作曲した曲が大好きなこともあり、思い出深い映画である。
歩いて行くと小さな水車が回っている。
ほかの人を真似て低いアングルから桜と神社をカメラに収める。
さらに進む。
見事な枝ぶりである。
鳥居近くに立つ説明板によると、この地域では「白山神社」を「おしら様」と呼んできたことから「おしら様の枝垂れ桜」と称されている、樹高10m、目通幹回り3.65m、枝張り19m、樹齢175~200年と推定、などとある。
桜の下は根を踏み固めないように、板のブリッジがかけられている。
鳥居の前を通って、右手奥の山裾の道を行く。
こちらから見ると、枝の張り具合がよくわかる。
やはり山を背景にした方が風情がある。
山裾の道をさらに行くと、こちらにも駐車場がある。私が車を停めた駐車場はほぼ満車だったが、こちらはがら空きだった。
帰りは集落内の道を歩いて駐車場に戻る。「国道108号」に出て東に向かう。冒頭に掲げた案内板にも描かれているように、国道沿いが桜並木になっている。
左手が「国道108号」で、その奥を道路と並行して「役内川」が流れる。
私が立っている道は昔の道と思われ、そもそもはこの道沿いに植えられた桜のようだ。
国道をさらに東に向かうと「寺沢橋」がある。橋の上から下流方向を望む。
「約内川」の堤防にも桜が植えられている。川原には捨てられた雪がまだ残っている。
この後、「秋ノ宮温泉」、「道の駅おがち」、「道の駅うご」に立ち寄りながら帰路につく。「道の駅うご」でめったに目にすることがない「紅花」を切り花にして売っていたので買い求める。
来年はどこの桜を見に行こうか?。今から来年のことを考えなくてもいいか!。
(終わり)
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