ゴールデンレトリバーのレオンです
あちくてあちくて僕はもうバテバテです
チビ達も同様で、荒い呼吸をしているよ
見かねたお母さんが、プール（？）を作ってくれた
僕は直ぐに飛び込みたいのに、、、
何でも、順番があるらしい、、、
①番メイちゃん、入水
ポン太は次よ、待ってて
気持ちいいわ～、ポン太入っていいわよ
しばし、水中を歩く２人冷え切ったところで、飛び出す
トトと健太は、入りたくないようなんで、、、パス
さあ、僕の番だ
では、失礼いたします
お母さん、とっても気持ちがいいです
でも、お母さん、僕、身動きが出来ないんですが、、、
お母さんから一言：
体が冷えたレオンが出たあと
お水は水深１０センチに減っていました
だから、レオン、プールには入る順番があるのよ
レオンが①番に入ったら、後の人が困っちゃうのよ
わかったかな
今日は、涼しいけれど、昨日まで暑かったよね～
僕の夏の避暑地は、テラスの下
だけど、このごろ僕の抜け毛やら、枯れ葉なんががたまって汚かったんだ
お母さんが、竿にほうきを結んでながくして、ごみを大分掃除してくれたんだけど
ごみは溜まる一方でさぁ～
お母さんが、お父さんに頼んで、高圧水洗浄をしてもらうことになった
重い腰を上げたお父さん、ちゃんとやってくれるかな
何事にも、丁寧なお父さん、きれいにしてくれましたよ
がさつなお母さんとは、えらい違いだね
おかげで、僕は、安心して涼んでいます
お父さん、ありがとう
夏休みになると、人通り、車通りがハンパ無く増える
海水浴場にとっても近いからだ
普段ほとんど人なんか通らないんだけど、、、
そんな事態がよくわからないワンズ
人の気配、車の気配を察知すると
まずは、ポメラニアンの血がそうさせるのか？甲高い鳴き声を上げながら、トトが窓から覗く
「ちょっと、ポン太もいらっしゃいよ」
「誰だろうね、メイちゃんも呼ぼうか」
「メイちゃんも、おいでよ」
「なになに見せて、トトママ、ポン太」
「あの人たち、誰だろうね、どこから来たんだろうね。
でも、うちに来たんじゃないみたいね」といっているのかどうか、、、
「ところで、健太パパは？」
3人がこんな会話をしているときも、健太パパは蚊帳の外、、、なんですよ、い、つ、も
私が用事で家を一晩あけて戻ったら、、、
ワンズの大歓迎の儀式が繰り広げられ、、、
ん？
ポン太が、変
左手に、ビニール袋をゴムでとめられている
びっこも引いている
どうしたの
旦那に問い詰める私
「いや～、ポン太の奴、アロンアルファをいたずらしてさあ
体中に、アロンアルファをくっつけっちゃってさ
しょうがないから、とってやろうとしてさ
はさみじゃ切れないから、カッターでさ、切ろうとしてさ
ポン太の手まで切っちゃったんだよ
いや～、血が噴出してさあ、あわてっちゃったよ」ですって
何で、医者に連れていかなかったかと問い詰める私に
「日曜日だったしさ、ポン太も、元気そうだったからさ」という旦那
ワンズのなかでも、ナンバー１の元気印のポン太が意気消沈している
翌日動物病院で診てもらう
「なんだ、このビニール
こんな風に、ぎりぎり止めていたら、手の先に血が通わなくなったて、壊死しちゃうことだってありますよ
なまじアロンアルファなんか取ろうとしないで、そのまんまにして連れてきてくれたほうが良かったのに、、、」
と言うことで、ポン太の首にエリザベスカラーを装着
とたんに、ポン太、固まる
微動だにしない
つついても、動かない
眼には、涙をいっぱい浮かべているポン太
かわいそうに、おしっこもウンチも出なくなってしまい、私が抱っこして移動させている、、、
当然、旦那には寄り付かない
私は、旦那が許せない
