ポン太くんは、太っています
いつもいつもお腹を空かせています
（レオンと同じだね
）
ご飯だよ～というと、真っ先に駆けつけ
一番に食べ終わります
今日も、みんなにちゃんとおやつをあげてから
私は、美容院に出かけました
ただいま～、と帰ると
ん、何か、いや～な予感がする
ポン太が、咳をしている
どうした，ポン太
見ると、口の周りが、白い
２階に上がる
ソファーを見ると、、、
白い粉が～、、、
ポン太、これ、何
僕は、わかりませーん
（ｂｙ ポン太）
あのね～、これはね、吉野葛粉（よしのくずこ）なの
お母さんが、キムチを漬ける時に隠し味に入れてる大事なものなの
テーブルの上から、ここまで持ってきたわけ
（あれ、隠し味の事言っちゃったじゃん
）
ポン太、なんでも食べようとするけど
葛粉は、ぽそぽそしているから、食べきれなかったんだね
もうこれで、お母さんが把握しただけでも、前科３犯だわ
ここで、もう一つ気がつく
あッ、明日の朝食用のパンもない
あら～
レオンが、ストーブの前に陣取ってる
どうしてかな
それはね、
ストーブの上に、おでん鍋が、乗っかっているからなのだ
レオン、そこに居たって、食べられるわけじゃないのよ
わかっちゃいるけどね、お母さんが、ひょっとしたら、落っことしたりするかもしれないじゃん
僕の、サービスショット、いかがですか～
ウィンクなんかも、サービスしておきますけど、、、（ｂｙ レオン）
バカにしないで、レオン、私は、こぼさず完食しますよ～
約束通り、私が、こぼさず、残さず、おでんを食べ終わったら、、、
レオンが、ストーブの前からいなくなった
ポン太が、言っている
「レオン兄ちゃん、居なくなっちゃったね～」
寒くなってきたから、石油ストーブを点けた
とたんに、私の膝は、軽くなった
あんなに私の膝をめぐって争奪戦を繰り広げていたチビワンズは、、、
ストーブ前に、全員移動
私のことなんか、見向きもしません
ところが、レオンだけは、レオンだけは
私のそばを離れません
そう、テーブルの上にカスピ海ヨーグルトが見えるからなんです
そうだよね、これがあるからなんだよね
そうじゃなきゃ、私のとこにへばりつかないわよね～
わかっちゃいるけど、やっぱレオンは、かわゆいね～
お皿舐めさせてあげちゃうわ～
いつもなら、僕たちも～、、、と寄ってくるチビワンズ
ストーブ前を動かず
食いしん坊のポン太も、動かず
おっとり系の健太パパも、動かず
メイちゃんなんか、へそ天で、寝ている～
ピンクのバナナでも、グローブでもありません
むくみがひどい私に、
エステシャンが勧めてくれた美脚マクラ
「ビューティーレッグエンジェル」
なんて可愛い名前なんでしょう
なんてそそられる名前なんでしょう
そして、私は、毎晩、こうやって装着して眠るんです
効果？
(メ・ん・)？
心なしか、靴下の跡が付かなくなったかなあ
