朝食のメニューの定番、カスピ海ヨーグルト
ト
だけどカスピ海ヨーグルトをかき混ぜる音を立てると、、、
なんだか、、、視線をビンビン熱く感じられて、、、
なんだか素直に食べにくい、、、
一点集中という感じで、レオンはヨーグルトを見つめているし、、、
テーブルの下もこんなだし、、、
レオンは、よだれを泉のごとく垂らしているし、、、
食べづらいったらありゃしない
テーブルの下にはポン太が助っ人メイを要請し、、、
「メイちゃん、お母さんに、カスピ海ヨーグルトをみんなにくれるように言ってよ」と、言ったかどうか、、、
とにかく、食べづらいったらありゃしない
雷が鳴っている
そこでにわかに様子がおかしくなったレオン
「お母さん、お母さん、ちょっと、、、」
「お願いがあるんですけど、、、膝枕してもらえません、、、か
」
「重いし、毛がつくから、嫌よ」と、私が断ると
「じゃあ、ここでも良いですから、、
」
そして、膝枕は諦めたレオンが、ソファに横たわった
それを見ていた、ちびっこ軍団
「私たちも、膝枕いいですか」
そして私の、足の周りには4匹が集合し
雷が鳴り止むのをじっと待っています
膝の悪い私のためにも、ワンズのためにも、と思って
階段に「スベラーズ」を貼り付けた
試してみた
うん( ゜ー゜)( 。_。)、いいかも
そこで、ワンズを召集
お母さん、何事ですか」
「何か、くっつけたんだって」
「どこどこ」
「メイちゃん、パパはもう、病を克服したからね」と、健太パパ
さあ、みんなで下りてみよう
「あれ、メイちゃん、どうした」
えー、下りられなくなった
まさか、伝染った
どうやら、健太パパの突発性階段昇降不能症候群が伝染ってしまったようだ
それでも、症状は軽く、直ぐに、とことこ降りてきました
良かった、良かった
２階にリビングがある暮らしが始まった
日に何度となく階段を上ったり降りたり
それは、私だけでなく、４匹のワンズも同様
２階でくつろいでいると、、、
あれ、１匹足りない
誰、健太か
「健太」と、呼ぶと
階段の下から「クー、クー、クー」と、情けない鳴き声
踊り場から、その上が昇れなくなってしまったようだ
発作が出た「突発性階段昇降不能症候群」のようだ
普段は、なんともないんだけど、突然この発作が起きる
みんなで様子を見に行こう
と、健太、逃げる
「パパ、どうしたの、僕たちと一緒に上に上がろうよ」
そういって誘ってみたけど、しばらく発作は治らなかった
この病気の治療方法は、あるのだろうか、、、
健太パパが、この頃変
なんだか、奥ゆかしい、、、っていうか
トロいっていうか、、、
ワンズの1番の楽しみのご飯
のはずが、、、健太にとっては、そうじゃなくなっちゃようです
「ごはんよ みんな、集合」と、声かけても
奥ゆかしく（？）、みんなからずっと離れたところでお座り
ポン太、レオンが、１０秒で食べ終わっても、動かず
ようやく危機感（ポン太、レオンに取られる）を感じて食べ始める
前から、その傾向はあったけど
引っ越してから、ますますひどくなっちゃったかな
健太、生存競争は、激しいんだから、負けるなよ
