最近、色々と地蔵菩薩について調べているのですが、まさか温泉のありかまで知らせてくれるとは・・・ということで、大分で夢のお告げで開かれた温泉が話題になっております。
大分県玖珠町内では、個人で掘る温泉が近年、増えているそうです。同町の「鶴川温泉」は一九九四年、松本一男さんが開業しました。それまでは別の場所で掘った温泉で営業していたそうですが、夢枕に地蔵が立ち「次は田んぼを掘れ」とお告げを受けたそうで、実際に掘ってみると、見事な温泉が出たとのことです。現在は長男の妻、豊子さんが一人で切り盛りし、福岡などからもお客が来るそうです。この結果「田舎の過疎の進行を食い止めることに役立っている」と、松本さんは自慢します。
どうにも不思議な話です。拙僧は現在「何故、阿弥陀仏は地蔵菩薩との闘いに勝ったのか?」という題名(仮題)のログを準備中です。仏教史を通読した上で、阿弥陀信仰が地蔵信仰に勝利した原因を調べているのですが、この日本に限って言えば、決して地蔵も負けてはいないのです。冥界信仰と相まって、非常に有力な救済者として認められていました。
今回も、地蔵が田を掘れと伝えたとのことですが、地蔵と田んぼと言えば、地蔵種田ですね。・・・あれ?地蔵種田ってお地蔵さんじゃなくて、【コチラの記事】で紹介した、羅漢珪琛のことでしたね。。。
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tenjin95
りょう
tenjin95
吉田源弘
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