さて、鈴木棠三氏編『中世なぞなぞ集』(岩波文庫)を入手したので、それから適宜「仏教に関わるなぞなぞ」を採り上げて、見ていきたいと思います。なお、解答については、もしコメント欄で正解をお寄せいただいた場合には、正答と申し上げますし、コメント投稿が無い、もしくは正解者がいない場合には、次回連載記事に掲載しますので、挑戦してみてください。
記事は、「問い」と、編者の鈴木氏による解説を部分的に紹介(全てを紹介すると、分かっちゃうのでそれはしません)し、後は拙僧自身のヒントを掲載したいと思います。解説やヒントを見たくない人のために、反転文字(反転文字←読みたい人は、空白の部分をマウスで範囲指定してください)にしておきます(携帯電話、一部のスマホには未対応です)。
今日は連載32回目です。
問1:やけぼとけ
解説:答は●●(伏せ字)(もとは鉄砲の弾丸いれ、のち薬・銭・印また煙草などの入れ物として腰にぶら下げた)。
ヒント:答えですが、仏が焼けるということは、その仏が入っている建物が燃えることなので・・・
問2:がくもんかへつてちしやになる
解説:学問却つてで、●●(伏せ字)。智者は上人。
ヒント:答えですが、日本史的にはこの人も有名ですが、仏教史的には弟子の方が有名です。
問3:ほけきやうハ卅二くわん但すりほんでハなし
解説:法華経(妙法蓮華経)は〈以下略〉。三十二巻あれば〈以下略〉。刷本でなければ手書き。
ヒント:答えですが、仏教用語でも何でもありません。食べ物ですが、このままでは食べません。
ということで、毎回3問くらい出していこうと思いますけど、是非是非頭をフル回転してみてください。今時の「クイズ」とも違うので難しいと思いますけど、これはこれで楽しいですよ。
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