つらつら日暮らし

ケニアにおける「餓死カルト」の報道

報道としては、先週辺りからちらほら見ていたような気がするのですが、今朝方、海外のメディアで幾つか採り上げていたようですので、確認してみます。

「餓死カルト」の死者、73人に ケニア(AFPBB)
「餓死すればイエスに会える」、カルト教団が指導か ケニアの森で47人の遺体発見(BBC)

最初にこの報道を見た時には、20名程度の死者が確認されたというものだったのですが、徐々に増えて、上記の通り、今のところ73名まで拡大しているようです(更に、80名を超えたという報道もあります)。

今回の「餓死カルト」ですが、アフリカ・ケニア南東部での事象だったようです。

英語表記で、「Good News International Church(グッドニュース・インターナショナル教会)」という組織で、教団リーダーの男は信者に対し、餓死によって神(或いは、イエス・キリスト)の元へ行けると説いていたと報じられています。

しかし、そういう教えについて、真偽は判断されなかったのか?と疑問に思ってしまいますが、BBCの指摘では、「ケニアは信仰心が強い人が多く、統制されず危険な教会やカルトに大勢が誘い込まれる事件が、過去に複数発生している」とのことですので、教祖の言葉に乗ってしまった感じでしょうか。

今となっては、犠牲者の信仰上の願望が実現していることを願うばかりです。

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