ソバリエが手打ちそば屋を開店すれば

地域コミュニティサロンで蕎麦屋を運営する千葉ソバリエ奮戦記

やまかけ蕎麦

2008年01月18日 | 蕎麦メニュー
御定まりの正月料理も食べ飽きた、鍋物等でもしようか?
しかし此れもマンネリな感じに思えて蕎麦を打つ事にしたが
これも何か変化が欲しい。

「とろろ蕎麦・やまかけ蕎麦とも言う」
自然薯は手に入らないので、向かいの店で正月用の売残りの
少し乾き加減な青森産の長芋300円(高い)を三分の一程
使って・・・材料単価100円。

擂り鉢で丁寧に時間を掛けてふんわりと擂り込んでお出汁と
卵を入れて更に摺りこむ。

350+150グラムの二八蕎麦を打つ。1,5mm角で細め
の蕎麦にして出来る生蕎麦は二人で三食分、今日の昼と夜に
明日の昼に食する事になる。蕎麦は消化が良いので重複して
も飽きないで食べられる。

茹でを硬めにして湯を通し丼に盛り付け少し濃い目の掛け汁
にとろろをたっぷりと掛けるその上に刻み海苔を振り掛ける。

蕎麦を箸で手繰ると“ふうーんわり”としたムースの感覚の
とろろが蕎麦に絡んで来て口に入れると何とも嬉しい香りと
食感で美味しいとろろ蕎麦であった。

笊に取って置いた蕎麦で冷たいとろろ蕎麦も一緒に味わう。

とろろ蕎麦食後のお通じが良くなる事が二重の幸せ感を呼ぶ。