かんらからから

独り言。時々犬、猫。

こんなことあっていいのか??

2016-03-26 15:56:45 | 日記

ムカつくことが続きます。

仕事でも私生活でも。

自律神経乱れまくってます。

こういう時って見えないチカラに頼りたくなります。

無意識に「開運」とか検索してるの。

自律神経が整うって本まで買っちゃった。疲れてるのね。

さて、最近のムカつくこと。

我が家には猫もいるけど、犬もいる。4匹。

2匹は確実にうちの子だけど、1匹はよそん家の犬。飼い主います。

でも、脱走してから自分の家に帰りません。何度か飼い主が迎えに来たけど、

一旦帰ってもまた脱走して戻ってくるのですよ。で、帰ってません。もうかれこれ半年ほど

我が家に入り浸ってます。飼い主あきれて迎えにきません。

もうこのままここで飼ってほしいとさえ言われてしまいました。

まあ、この子はそのうち戻すとして、問題はもう1匹。

この子は半年ほど前に、うちの近くにある港に置き去りにされた子。

中型犬よりやや大きい感じ。まだ若いと思われる。2,3歳くらいだろうか。

見慣れないこの子が気になってはいたが、すでにうちには2匹、居候も1匹いる。

…無理。ちょっと無理。と見ないふりをしていたのだが、

我が家の周りに出没するようになってきた。とても人懐こい。

というか、人間で言うなら押しが強すぎる人懐っこさだ。体が大きいために何度も押し倒される。

そのたびに我が家の犬たちから教育的指導を受けている。

この子が私に寄ってきて一番怒るのは、我が家の犬じゃないよそん家の犬。

「てめえ、この家で勝手なことしてっとぶっとばすぞ!!」

と、激しく威嚇するよそん家の犬、みかん。

いや、あんたこそよその犬だから。

我が家のちゃー坊とどんべえは、怒りはするものの、みかんの激しさにちょっと引き気味。

そのやんちゃ坊主、名前なしもなんだかなと思ったのでリクと名前をつけた。

私はもともと猫派。犬も好きだが、猫の方がもっと好き。

犬に関しては入り込んで来たために面倒みていると言っていい。

だから愛情に関しては、猫>犬という図式になる。

なんだけれども、私が仕事から帰宅するとものすごい勢いで駆けてくる。

うちの犬じゃない2匹が。

まあ、そういうのを見ると情も沸いてくるわな。

そんなこんなでリクは我が家に居ついたわけである。

そんなある日、一週間ほど前のこと。


リクが消えた。


駆けよってくる犬たちの中にリクの姿がない。

我が家に来てからいなくなったことは一度もないのに。

おかしいな、と思ったが、どこかに遊びに行っているのだろうとその日は思った。

しかし、夜になっても戻ってこない。あれだけ食い意地が張っているのに、

ご飯の時間になっても来ない。

次の日もリクの姿はなかった。

早出だったために、昼休みにダッシュで戻り保健所に電話。

捕獲されている犬はいないという。事情を話し、保護したら連絡してくれるようお願いした。

どこかで事故にあっているんじゃないか。動けないんじゃないか。

それとももう…。

捜して捜して捜して…。思いつく限りを捜したが、リクは見つからなかった。

もう会えないのか?

私はあまりにリクが落ち着きないために、何度も怒った。

どんべえやチャー坊と比べ、「ちったあ見習え」と何度も言った。

もっと優しくしてやれば良かった。もっと構ってやれば良かった。

ごめんよ、ごめんよ、と、車の中で号泣した。

そんな私を残りの3匹はじっと見ていた。

リクがいなくなって3日が経ち、私は仕事中もリクのことばかり考えていた。

もうあんなに熱烈歓迎で迎えてくれることはないのだな。

そう思うとズシンと胸が痛かった。

そして4日目、どよんとした気持ちで帰宅。…すると、

競い合って駆けてくる2匹。

…いるじゃん。

リク、いるじゃん!!!

何事もなかったかのようにいますよ。普通にいますよ。

別にケガもしてないし。相変わらず押し倒してくるし。

…ああ、そう。…良かったよ。

…良かったけどさ…、「どこ行ってたんだ、こらあ!!!」と言うと、

リクはバッと伏せをした。

怒られるといつもこの姿勢。しっぽはパタパタ振ってるが。

…いや、怒っちゃいかん。帰って来たんだから。

「心配したんだよ」とわしわし撫でてると、他の3匹がリクを私に近寄らせまいと、

ずいずいと割り込んでくる。

私の争奪戦。

嗚呼、愛されてるってつらい。

とにかく良かった。神様、ありがとう。

どっと安心感が出たからか、その日のビールが美味かったこと。

一体どこで何をしていたのかわからないが、発情期だったのかもな、そろそろ去勢を、と

思っていたところ、思わぬ事実が判明。

我が家の周りは畑がいっぱい。敷地内も田舎だもんで結構広い。草生えます。

その草刈りをしてくれるのが姉の旦那さん。

昨日、草刈りに来てくれていたのだけど、そこで衝撃の光景を目撃したらしい。

草刈りの休憩中、白いワンボックスカーが我が家の前の道路に停まった。

すると、車の中からリクを降ろしたという。そして、ほら、あっち行け、もう帰って来なくていいから

ずっとここで面倒みてもらえ、と、寄ってくるリクを追い払おうとしていたらしい。

そして義兄に気づくと、慌てて車に乗り込んで走り去ったと。

「あれ、飼い主じゃない?」

義兄の話によると、60~70代の老夫婦のようだったと。

…なんだとう???

ふざけんじゃねえぞっ!!!


もしそれが飼い主なら、2度もリクを捨てやがった。

怒りで火を噴きそうだった。

置き去りにしたけれど、気になって見に来たら意外に元気でいた。

もう一回連れて帰ろうか、と連れて帰ったけれど、やっぱり飼えない。

で、またここに連れてきた、とそういうことなのか???

ふざけんなっ、どアホう!!!

リクがいなくなった時の私の気持ち、私の涙…

返せ!!!あほんだらっ!!!

こういうのが、こういうのがいるから…。

どこかで生き延びると思っていたのか?

誰かが面倒みてくれると思っていたのか?

そんな確率奇跡に近い。

どいつもこいつも大馬鹿野郎。


健気に尻尾を振るリク。

…つらくないか?寂しくないか?

あんまり落ち着きないから、いらないって思われたのかな。

ご飯はあげるよ。だから猫と仲良くしなさい。

家の番をしなさい。

私が帰って来た時に出迎えてくれたらそれでいいよ。

どんべえ1番、チャー坊2番、リクとみかんは3番だけど、

それでいいならここにいなさい。

私もあんまりいい飼い主じゃないかもしれないけどさ。

やれやれ、やっぱり今年は波乱の年なのかね~。

正月早々ブーツの底めくれたしね…。













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