ムカつくことが続きます。
仕事でも私生活でも。
自律神経乱れまくってます。
こういう時って見えないチカラに頼りたくなります。
無意識に「開運」とか検索してるの。
自律神経が整うって本まで買っちゃった。疲れてるのね。
さて、最近のムカつくこと。
我が家には猫もいるけど、犬もいる。4匹。
2匹は確実にうちの子だけど、1匹はよそん家の犬。飼い主います。
でも、脱走してから自分の家に帰りません。何度か飼い主が迎えに来たけど、
一旦帰ってもまた脱走して戻ってくるのですよ。で、帰ってません。もうかれこれ半年ほど
我が家に入り浸ってます。飼い主あきれて迎えにきません。
もうこのままここで飼ってほしいとさえ言われてしまいました。
まあ、この子はそのうち戻すとして、問題はもう1匹。
この子は半年ほど前に、うちの近くにある港に置き去りにされた子。
中型犬よりやや大きい感じ。まだ若いと思われる。2,3歳くらいだろうか。
見慣れないこの子が気になってはいたが、すでにうちには2匹、居候も1匹いる。
…無理。ちょっと無理。と見ないふりをしていたのだが、
我が家の周りに出没するようになってきた。とても人懐こい。
というか、人間で言うなら押しが強すぎる人懐っこさだ。体が大きいために何度も押し倒される。
そのたびに我が家の犬たちから教育的指導を受けている。
この子が私に寄ってきて一番怒るのは、我が家の犬じゃないよそん家の犬。
「てめえ、この家で勝手なことしてっとぶっとばすぞ!!」
と、激しく威嚇するよそん家の犬、みかん。
いや、あんたこそよその犬だから。
我が家のちゃー坊とどんべえは、怒りはするものの、みかんの激しさにちょっと引き気味。
そのやんちゃ坊主、名前なしもなんだかなと思ったのでリクと名前をつけた。
私はもともと猫派。犬も好きだが、猫の方がもっと好き。
犬に関しては入り込んで来たために面倒みていると言っていい。
だから愛情に関しては、猫>犬という図式になる。
なんだけれども、私が仕事から帰宅するとものすごい勢いで駆けてくる。
うちの犬じゃない2匹が。
まあ、そういうのを見ると情も沸いてくるわな。
そんなこんなでリクは我が家に居ついたわけである。
そんなある日、一週間ほど前のこと。
リクが消えた。
駆けよってくる犬たちの中にリクの姿がない。
我が家に来てからいなくなったことは一度もないのに。
おかしいな、と思ったが、どこかに遊びに行っているのだろうとその日は思った。
しかし、夜になっても戻ってこない。あれだけ食い意地が張っているのに、
ご飯の時間になっても来ない。
次の日もリクの姿はなかった。
早出だったために、昼休みにダッシュで戻り保健所に電話。
捕獲されている犬はいないという。事情を話し、保護したら連絡してくれるようお願いした。
どこかで事故にあっているんじゃないか。動けないんじゃないか。
それとももう…。
捜して捜して捜して…。思いつく限りを捜したが、リクは見つからなかった。
もう会えないのか?
私はあまりにリクが落ち着きないために、何度も怒った。
どんべえやチャー坊と比べ、「ちったあ見習え」と何度も言った。
もっと優しくしてやれば良かった。もっと構ってやれば良かった。
ごめんよ、ごめんよ、と、車の中で号泣した。
そんな私を残りの3匹はじっと見ていた。
リクがいなくなって3日が経ち、私は仕事中もリクのことばかり考えていた。
もうあんなに熱烈歓迎で迎えてくれることはないのだな。
そう思うとズシンと胸が痛かった。
そして4日目、どよんとした気持ちで帰宅。…すると、
競い合って駆けてくる2匹。
…いるじゃん。
リク、いるじゃん!!!
何事もなかったかのようにいますよ。普通にいますよ。
別にケガもしてないし。相変わらず押し倒してくるし。
…ああ、そう。…良かったよ。
…良かったけどさ…、「どこ行ってたんだ、こらあ!!!」と言うと、
リクはバッと伏せをした。
怒られるといつもこの姿勢。しっぽはパタパタ振ってるが。
…いや、怒っちゃいかん。帰って来たんだから。
「心配したんだよ」とわしわし撫でてると、他の3匹がリクを私に近寄らせまいと、
ずいずいと割り込んでくる。
私の争奪戦。
嗚呼、愛されてるってつらい。
とにかく良かった。神様、ありがとう。
どっと安心感が出たからか、その日のビールが美味かったこと。
一体どこで何をしていたのかわからないが、発情期だったのかもな、そろそろ去勢を、と
思っていたところ、思わぬ事実が判明。
我が家の周りは畑がいっぱい。敷地内も田舎だもんで結構広い。草生えます。
その草刈りをしてくれるのが姉の旦那さん。
昨日、草刈りに来てくれていたのだけど、そこで衝撃の光景を目撃したらしい。
草刈りの休憩中、白いワンボックスカーが我が家の前の道路に停まった。
すると、車の中からリクを降ろしたという。そして、ほら、あっち行け、もう帰って来なくていいから
ずっとここで面倒みてもらえ、と、寄ってくるリクを追い払おうとしていたらしい。
そして義兄に気づくと、慌てて車に乗り込んで走り去ったと。
「あれ、飼い主じゃない?」
義兄の話によると、60~70代の老夫婦のようだったと。
…なんだとう???
ふざけんじゃねえぞっ!!!
もしそれが飼い主なら、2度もリクを捨てやがった。
怒りで火を噴きそうだった。
置き去りにしたけれど、気になって見に来たら意外に元気でいた。
もう一回連れて帰ろうか、と連れて帰ったけれど、やっぱり飼えない。
で、またここに連れてきた、とそういうことなのか???
ふざけんなっ、どアホう!!!
リクがいなくなった時の私の気持ち、私の涙…
返せ!!!あほんだらっ!!!
こういうのが、こういうのがいるから…。
どこかで生き延びると思っていたのか?
誰かが面倒みてくれると思っていたのか?
そんな確率奇跡に近い。
どいつもこいつも大馬鹿野郎。
健気に尻尾を振るリク。
…つらくないか?寂しくないか?
あんまり落ち着きないから、いらないって思われたのかな。
ご飯はあげるよ。だから猫と仲良くしなさい。
家の番をしなさい。
私が帰って来た時に出迎えてくれたらそれでいいよ。
どんべえ1番、チャー坊2番、リクとみかんは3番だけど、
それでいいならここにいなさい。
私もあんまりいい飼い主じゃないかもしれないけどさ。
やれやれ、やっぱり今年は波乱の年なのかね~。
正月早々ブーツの底めくれたしね…。