昔、名古屋に住んでいた。
都会は税収が多いので地方都市と比べ、公共交通機関の運賃が安い。
春日井から名古屋駅へ行く交通費は、名鉄バス390円、JR410円、計800円、往復1600円する。
春日井から名古屋途中下車で片道800円、刈谷から名古屋経由春日井までJR760円、名鉄バス390円、往復1950円。
地方創生と叫ばれているが、高齢化で年金収入が頼りの高齢者にとって、都会はだんだん遠くなる。ニュータウンは御多分にもれずどこの団地も高齢化は同じで、現役のころのように収入は限られる。だから、活性化をいくら叫んでも財布から交通費が出ない。
東京都心の山手線のように低運賃ならば気軽に名古屋まで行けるのにこれでは籠るしかない。しかし、たまには出かけたいから今回、刈谷まで行くが滅多にこんな遠くへ出かけることはない。
地方活性化の施策は身近な公共交通機関の誘致だと思う。市財政だけではとても交通インフラ誘致はできない。春日井のような地へ桃花台線があったときのように、ユトリートラインを春日井市内を貫き小牧市内まで国策で延伸してもらえたら沿線住民が増え活性化すると思いますが、絶対無理ですね。