気ままな旅アラカルト

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エコカー時代を展望

2016年01月12日 10時19分22秒 | 経済

1月12日の日経新聞記事で思うこと。

 原油先物相場が31$になり、良い点と悪い点がある。

資源相場が落ち込めば中国やロシア、サウジアラビア、米国など産出国の経済に支障をきたし、為替変動を起こし、ひいては日本の経済にも影響が出る。

原油が安いと企業の生産活動でコスト削減効果が出る。家庭でもガソリン価格が100円に近づき思いもしなかった価格で灯油も安く助かっている。しかも、原油のだぶつきは当分解消される兆しはないそうだ。

中国は国内的にGDPが目標値を下回り年々下降傾向にあり、GDPを維持向上させるために最近建てた超高層ビルをわざと壊していく動きがみられる。また、バブルで稼いだ高所得の旅行者が日本で爆買いが続いた。

日本の税収が消費税増税分を差し引いてもかなりの増収があった。これも、外国人旅行者の急増と爆買いによるものと思う。為替変動による円高で海外旅行者にメリットがあるためだ。

ただ、経済は日々動いており、為替レートはこの先110円を目指すのか135円を目指すのか、誰もわからない。

世界経済の安定には、適正水準の資源価格と適正な為替レートが必要だ。

自動車の保有についても2極化して、富裕層にはレクサスなど大型車、貧困層にはカーシェアや軽自動車と動きがみられる。

国内では少子高齢社会において、若者は車に興味をもたず高齢者は車を手放す動きが見られる。ローカルの移動手段として超小型の電気自動車など維持費のかからない車両の普及促進が望まれる。矢張り、将来的にも究極的エコカーの生産が必要だ。