気ままな旅アラカルト

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日銀のマイナス金利と為替

2016年02月04日 18時03分01秒 | 経済

午前に中央台のcafeで、時間調整のため新聞を読んでいるとバンド仲間のN氏が後ろから声をかけてきた。

ふたり席へ席替えしてしばし政治経済と投資の話で議論が続いた。

中国はインドネシアへ経済支援と共に新幹線受注で日本に競り勝ち成功した。しかし、中国国内で鉄道事故があると穴を掘って埋めるなど安全性に対する信頼性が低い。インドネシアでは新幹線開通後、利用者が想定以上に少ないだろうと新聞報道では書かれている。

日本のMRJ初飛行は成功したが、ウイングの強度が弱いことがわかり、改良して量産時期を3年間延期した。MRJ初飛行に先立ち中国では国産旅客機の商用利用を開始した。ただ、信頼性や経済性などで中国機よりMRJのほうが各国の評価は高い。

このようなことから、中国の元の為替相場は本来あるべき相場より高すぎと専門家は評価している。国家管理での強引な相場維持は長くは続かないだろう。

ただ中国経済が落ち着きを取り戻さないと日本の経済は回復しないという悩みがある。日本の株価回復に年金資金を使い、元に戻らず穴をあけた。政権は、特例公債法の立法により更に赤字国債発行を画策しているようだ。

日銀がマイナス金利を発表したら銀行が日銀から預金を引き出し国債を買い始めた。円が市場にだぶついた。預金金利や貸出金利をゼロに近く下げても、借り手はなく預金に魅力はなく、過剰流動性資金は何処へ行くのだろうか。

アメリカの金利引き上げは昨年から噂されながら未だ実施されない。しかし、近日必ず上げると思われるので世界各国の資金がドルへ流れることが想定され為替相場は急変動し、新興国の金利変動や為替変動で預金取付騒ぎが起きるかもしれない。

今年の国内経済はかなり荒れるだろう。

そんなことを考えながら話していたら昼が近づいたので店を出てコーヒーフィルターを買いにスーパーへ行く。



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