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墨烏賊はCoolJapanな夢を見るか!

サラリーマン書画家`tenpow`が
日々のCoolJapanを書きます、描きます。

マラヴィータ

2013-12-07 12:52:13 | 映画
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「この家族 訳あり…」

マーティン・スコセッシ製作総指揮、リュック・ベッソン監督、ロバート・デ・ニーロ主演。
何とも豪華な感じの映画。

フランスの田舎町に夫婦と子供二人の家族が引っ越してくる。
元マフィア一家のこの家族。FBIの保護を受け、以前の仲間から追われている。

切れやすい父。
爆破魔の母。
一途だか思慮深い娘。
策士の息子。

いろいろとトラブルを巻き起こしてゆく。
ひょんな事から所在がばれて、そこからはアックションへ。

テンポよく、痛快な仕立て。

さすがは大御所そろい踏みの作品。

この家族のキャラクターの作り込みが素晴らしい。
それぞれの個性が光る。

そんな、一癖ある感の、訳あり家族模様が楽しい。

42~世界を変えた男

2013-12-05 18:25:53 | 映画
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「背番号が同じなら、区別はない」

大リーグでは、全ての選手が42番の背番号を付けプレーする日があるらしい。
我らがイチローさんもしかり。


初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン。
白人のスポーツだった当時のメジャーリーグ。
黒人には、別のリーグがあった。
そんな中、一人白人たちの中でプレーする。
オーナーの後押しがあったとはいえ、日々の嫌がらせに苦悩する。

元々は、切れやすい性格の彼。
「決して戦ってはいけない。結果で示せ。」
オーナーに諭されたことを忠実に実行し続ける。
そんな耐え忍ぶ姿に心を打たれる。

野球が好きで、ただそれだけ。
何で区別が必要か。
時代は進み、今思うと単純なことなのだが。
その道を切り開いくことは、厳しいものです。

ダイアナ

2013-11-25 12:24:01 | 映画
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「至高のほほえみの影に」

今回は、色を使いました。
顔彩を使って描いています。
紙もにじみの少ないものを使いました。
ダイアナ元妃の華やかさをより出したくて!

映画は、英国王室とマスコミになんだか微妙に配慮している感じがひしひしと。
人間ダイアナを描いているのだろう。
しかし、恋愛に苦悩する彼女を描きたかったのか、彼女の業績をたたえたいのかもいまいち伝わって来ない。
ナオミ・ワッツは、もともと演技に定評のある人なので、素晴らしいのはある意味当たり前。
思い切って作れなかったんだろうな~。

少しばかり、残念な気分。


トランス

2013-11-19 12:20:23 | 映画
「人は どこまであやつれる」

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ちょっと深みのある、見応え十分なサスペンスだね。
映画好きには、たまらない展開。さすがは『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督作品。

ゴヤの名画「魔女たちの飛翔」を盗む。
怪盗団の一人、主人公のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)はトラブルで頭を殴られる。
気を失う彼は、盗みをしていた時の記憶を無くす。
名画の所在を知っているのはサイモンだけ。
彼の記憶を取り戻すために、仲間は必至。
催眠療法士、エリザベス・ラム(ロザリオ・ドーソン)の診察を受けるようになるのだか…。

この女が、曲者!

現実と心の中の世界がぐちゃぐちゃに!!


心の中には何が潜んでいて、どんな思いでいるのか?
解らないから人って面白いし……怖い。


飛べ!ダコタ

2013-11-18 18:38:21 | 映画
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「飛べ 愛する人のもとへ」

終戦間もない佐渡。
そこに墜落した英国機ダコタ。

少し前までは敵同士。

互いにわだかまりを持ちつつも、時代の変化に対応しようとする人々。

戦争により大切な人を亡くしてしまったのも同じ。
愛する人のもとへ無事帰りたいのも同じ。

戦争から、未だ帰還しない息子を持つ母。
そんな母に届く訃報。
息子は、帰らぬ人となってしまった。
ダコタの英国人のロケットを拾ったことで、祖国に母が待つことを知る。
彼を母親のもとに帰してあげたい。
私のように悲しませたくない。


そんな、相手の気持ちを理解しながらも協力する。
だからこそ強い絆が生まれるのだな~。