天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

十一月の雅楽教室。

2011-11-22 10:22:37 | 雅楽教室

日ごと寒さがつのってきました

十一月の雅楽教室です。

いよいよ天真寺雅楽会の年間最大行事
「天真寺おかげさま報恩講」出仕の日が近づきました

まずはお稽古の基本に忠実に「唱歌」のおけいこから。
雅楽のお稽古は、旋律と楽器での表現方法を学ぶために
「唱歌」といって歌をうたうお稽古からはじめます

「唱歌にはじまり唱歌におわる」

と言っても過言ではないでしょう

なかなかよくおさらいしてきてくださってますね
実際に楽器で「胡飲酒破」を演奏してみましょう

みなさん、一生懸命練習してきておいでです。
好感の持てる演奏ですよ

そして、本番の奉納舞楽の舞台となる芝生で実際の流れに沿って
習礼(予行演習のことです)しましょう

野外での演奏は初めてですね
音が広がってとなりの人の音が聞こえにくいので、むずかしいです。
もっともっと呼吸をそろえましょう

そして、おかげさま報恩講の法要出仕の習礼。
普段から慣れ親しんだ本堂の仏前ですが
本番の緊張はすごいですよ

しっかり確認しておきましょうね

当日をおたのしみに

次回のお稽古は

11月22日(火)
18;00~

です。

(眞)


10月の雅楽教室。

2011-10-24 10:24:06 | 雅楽教室

十月の雅楽教室です。

十月のお稽古課題曲は「胡飲酒破」。
壹越調の名曲です
こちらは篳篥の胡飲酒破の楽譜です。



はじめての技法もいっぱいです
さあ、がんばりましょう

天真寺雅楽会では毎年11月23日の「おかげさま報恩講」の日、
お斎と法要の間の時間にミニコンサートを開催して
親鸞聖人のお徳を讃え、雅楽教室の日頃の修練の成果を発表させていただいています

本年は宗祖親鸞聖人750回大遠忌の年。
天真寺ではじめてのこととなる舞楽の奉納をすることになりました


(平成22年9月・大阪府八尾市顕証寺にて 舞人は講師)

天真寺雅楽会の雅楽の演奏にあわせて、華麗な装束をまとった舞人が
新しく整備された本堂右手の芝生を舞台に
その昔、中国 胡の国の人がお酒に酔っている様子を舞にかたどったと伝えられる
めでたい舞楽「胡飲酒」を奉納いたします。

とき
11月23日(水・祝)12:30~
ところ
天真寺境内 芝生(雨天時は本堂内にて)
えんもく
舞楽 胡飲酒(こんじゅ)
えんそう
天真寺雅楽教室

どうぞおたのしみに


次回の雅楽教室は

11月20日(日)
15:00~

11月22日(火)
18:00~

です。

(眞)


本願寺新報に取材頂きました

2011-10-14 09:22:59 | 雅楽教室

平成23年8月28日(日)福島県矢吹町にて東日本大震災復興応援雅楽演奏会を開催しました。その時、本願寺新報社様が取材して下さり、記事が本願寺新報(平成23年9月20日)に掲載されました。ご紹介させて頂きます。

□雅楽演奏会


□people「ひと」の欄には、門信徒安井さんです。


雅楽演奏会の様子(天真寺日記)
http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/6f93508014aba385f345418eb0e81e2f
演奏会の映像(You Tube)
http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/2f6c7dcf7c397991434058d9fefa34a0 

取材に来られた本願寺新報Mさん有り難うございました。

(龍)

 


九月の雅楽教室。

2011-09-26 11:21:43 | 雅楽教室

九月の雅楽教室です。

先月は合宿と東日本大震災復興応援チャリティーコンサートが
福島県で行われましたので、二ヶ月ぶりの天真寺仏間でのお稽古です



合宿とコンサートの反省を踏まえて
今日のお稽古は基本の基本、姿勢と息づかい・吹き込み方です

「良い姿勢」「良い音」「良い流れ」...
大変重要なことですが、もっとも難しいお稽古かもしれません。
雅楽の演奏者にもとめられることとは

「曲想豊かに 音律正しく 不動の姿勢で 涼やかに品よく」
(多 忠麿氏・元宮内庁式部職楽部楽長)

ということに尽きると思います

何の世界でも「基本」というものが最も難しい問題なのでしょうね

地道な努力をこつこつと積み重ねましょう


お稽古の後、福島の演奏会のVTRを鑑賞しながら反省会。
今月お誕生日を迎えたEさんのお祝いをしました。

 

Eさん、おめでとうございます。


次回の雅楽教室は

10月23日(日)

15:00~

です。

(眞)