天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

子どもの寺合宿

2006-12-27 01:23:51 | 日々
以前ご案内した子どもの寺合宿が開催されました。

今年は12月25日~26日の1泊2日。
東京近郊からきた来た27人の子供たちと楽しい一時を過ごしました。

でも、今年は女の子が多かった。

私は初めての参加でどういう合宿かと思っていたが楽しい2日間でした。

仏さまの話では、竹柴先生が「まるい心」のお話。

私たちの心はどんな形をしているか。
トゲトゲ・ギザギザいろいろあるが、やっぱり「まるい心」がいいね。
そのために、
1、誠実に生きる(ありのままを生きる)
2、布施を大切にする(ありがとう)
お互いを思いやる気持ちが大切なんだ、とわかりやすく話してくださいました。

さすが、学校の先生です。子供たちは、夢中になって聞いていた。

その後、学年別学習があり、私は小4~小6の子供たちと一緒に話し合いをしました。
「心がまるくならない時はどんな時か」をテーマにみんなでディスカッション。
でも、4年生から6年生、たった3年間の違いであるが、全く考えていることが違うのには驚きました。

でも、竹柴先生がパントマイムを習っていたことは初耳でした。
なんと、初めの2ヶ月間ずっと指の動かし方を柔らかくするそうです。
パントマイムとは、体を動かすイメージがあったが、基本の指の動かし方が大切だと。何事も基本が大切なんですね。

夜には、
寺合宿名物ツキジンピックというゲーム大会がありました。
毎年種目がかわるそうですが、障害物競走・紙飛行機とばし・テープ切り・築地マラソンなどなど創意工夫のゲームの数々でした。

そして、
2日目には両国にある江戸東京博物館へ。

前評判では、見応えのある施設とは聞いていたが、
実際行ってみると、
「江戸ゾーン」「東京ゾーン」などで構成され、
江戸時代→明治時代→大正時代→昭和時代と
時代時代の様子を映像や復元物で目で見て楽しむことができるのです。
歌舞伎の裏側など魅力的な施設でした。

子供たちが真剣に話を聞いている姿
博物館で遊んでいる姿
そんな純粋無垢な姿をみていると、
年を重ねるにつれ、知らず知らずに打算で物事を考えてしまう私は、
忘れかけている心を思い出させてくれます。

子供たちと遊ぶと、正直「あ~疲れた」と。
でも、子どもの笑顔をみているとその疲れも吹っ飛びます。

今回の子どもの寺合宿は18回目だそうです。
来年も、多分12月26日~27日で開催される予定であります。

来年のご案内は時期尚早ですが、たくさんの子どもたちが来られたらと思います。

皆様お疲れ様でした。