天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

ボラン寺

2010-10-29 10:28:51 | 天真寺
今日はボラン寺。
11月号の寺報の発送作業を皆様のおかげで無事終えることができました。



今月の寺報は、下の寺報をクリックすると大きくなります(PDF)


法語カレンダー9月の言葉
恩を報じ徳を謝せよ
地球の裏側で起きた地震が伝わり、日本で津波の被害が心配されたことがありました。そんな時、遠く離れた国の出来事でもあっても、私に無関係なことない、すべてはつながり合っているんだなという思いを強くしました。私たちは目に見えなくとも、気づかなくとも、多くの命の犠牲の上に、そして恵みの上に生かされています。なされたことを知ることを、「恩」といいます。そして恩を心で感ずることを、仏道においてはとても大切に考えます。今月は報恩講が営まれます。阿弥陀さまにおかげさまと手を合わせ、恩に報いる道を聞かせていただきましょう。報恩講にはぜひご家族でお参り下さい。(shizuka)



門信徒壮年会長Oさんが、先日参加された千葉組研修会のご報告をして下さいました。
親鸞聖人のふるさとを訪ねてパートⅡ
天真寺仏教壮年会会長の太田忠勝さん(松戸市)が千葉組の研修会に参加し、感想を寄せて下さいました。9月25日~26日に千葉組仏教壮年会の一泊二日の研修会がバス旅行で行われました。昨年に続いて、茨城方面の親鸞聖人のふるさとを訪ねました。
一日目は無量寿寺、信願寺を参拝しました。
宿泊はかんぽの宿、大洗。懇親夕食会では、千葉県内のお寺の仏教壮年会のお仲間と和やかにに交流することができました。
二日目は願入寺、阿弥陀寺を参拝した後、魚卸センターに寄り、おいしい昼食をいただき帰ってきました。
今年の参加者は7ケ寺24名、天真寺からは私1人でしたが、次回は多くの参加をお待ちしております。

今回、参拝の4ケ寺を簡単に紹介します。

無量寿寺
二十四輩三番、 開祖・順信房
常陸国鹿島郡巴 村鳥栖に 在り、師は有力な鹿島行方 門徒の頭領なり、建保三年、 今の地に一字を 創立する。国指 定重要文化財拾 遺古徳伝一巻を 重宝とする。

信願寺
二十四輩二十三番
開祖・幡谷の唯信房
常陸国水戸市本山町に在り 元和元年、東茨城郡小川町幡谷の郷より今の地に移る。
宝物は法然上人直筆、六字の名号を重宝とする。

願入寺 開基・如信上人
如信上人は浄土真宗の開祖 である親鸞聖人、御年63才の時の初孫で二十数年間、直接教えを受けられた 法脈と血脈相承の第一人者である。奥州大網に願入寺を開き念仏の大道を歩み続け、後に本願寺をつくられた。三世覚如上人から「法 然~親鸞~如信」と相承された「真宗三代伝持」の一人として仰がれ本願寺の第 二世としても歴史にその名を留めている。現在は二十七代如鸞であります。

阿弥陀寺
二十四輩十四番
開祖・定信房
常陸国那珂郡額田に在り、東茨城郡沢山村大山の禅坊より今の地に移る。
宝物は大師天蓋の御影を重宝とする。


以上です。

今月は11月23日に御講師に北畠晃融師をお迎えして、おかげさま報恩講法要をお勤め致します。
今月もよろしくお願いいたします。

(龍)