[演劇プライドインタビュー①]
ペ・スビン
誇りのために激しく戦うべき "
~フィリップ、同じ魂を持つ二人~
「とても難しい。
しかしやり遂げたい。
以上ですね。なぜでしょうか?」
練習の真っ最中に現れたペスビン
「この作品は奇妙だ」とした
初演を見た筆者は、直ぐに
「それが演劇の魅力ではないか」
と答えた。
ランニングタイム3時間の間に
1958年と現在を頻繁に
行き来する設定
同じ魂だが時代に応じて
人生が変わった性少数者の
悩みを込めた話だ。
小劇場演劇では簡単に
接することができない形式と
素材なので観客の立場でも
近づくのが難しかった。
それでも続けて劇場に座って
彼らの話に耳を傾けたいと思い
また見たかった。なぜなのか。
「大丈夫、だ大丈夫だ」という
最後のセリフが与える力が
こんなにも大きなものだったのか。
演劇「プライド」が
1年ぶりに戻って観客に会う。
初演当時興行に成功しながら
素早く公演を終了した。
今年の公演は、
全く新しい俳優陣を設けた。
1958年には不動産仲介業者、
2015年に写真家のフィリップ役を
ペスビンがガンピルソクと一緒に
務める。
演劇「光海 王になった男」で
暴君光海と下船の1人2役に
挑戦した後2年ぶりに戻り
舞台に立つものである。
しばらく ドラマと映画
に集中しフィルモグラフィーを
積んできた彼が
どんな「心惹かれる」
「プライド」の手を
握ったのだろう。
「タイミングが良かった」と
フィリップのセリフを
読んだ話を続けた。
「没頭できる作業が
必要でした。ドラマが終わって
精神的に満たすことが
できるような何があるかを
悩みましたね。
常に振り返ってみると
精神的なものが枯渇した時に
演劇公演を選択するようです。
“演劇は大変ではないか?”
という質問に 彼は
「これでバッテリーが満タンに
なるような感じがする」と
述べた。
「 他の媒体への露出や
日常生活で疲れた時は 常に
舞台を求めていました。
余りにも大変だが
受けるエネルギーが大きい」
“演劇 〈プライド〉初演を
見なかったが
彼は 台本自体の力に魅了され
気軽に出演を承諾したと言った”
「作品は 同性愛というよりは
差別を受ける少数派の話だ。
自分自身を振り返る
きっかけとして 観客の心の中に
浸透したいと思います。
私も 最近 セリフを言いながら
私自身に話しています。
“大丈夫、大丈夫よ”とか
“遠い未来の全てを経験した私は
私に戻る”など…」
プライドは
何よりもしっかりとした
戯曲だ。1958年と現代を
行き来する設定の中に
フィリップとオリバー、シルビアの
微妙な関係が密かに混入され
文学的な表現が沢山である。
その戯曲を分析しながら
ペ・スビンは学んでいる。
まるで 私の物語であるかのように
観客たちに簡単になじむように
近付くことができるか」
苦心した。
フィリップの悩みを
完全に自分のものとして
消化することが
困難であったが、彼 は
性同一性を残して「少数者」の
心情に共感することにした。
「私は東洋人であり、韓国人だ。
他の国に行けば
差別されることもあります。
少数者であるのです。
いくつかの群れの中にいる時は
少数者ではないが他では
少数者になることがあるから。
好みや傾向をも離れ
人間の本性を感じることが
できる差別部分の話だと思います。
同性愛コードが大変だったが
大きな負担感なく
アクセスすることができました。
過去と現在のフィリップは
同性愛に接する社会的視線に応じてi
アイデンティティを抑圧したり
自由を獲得する。
時代に応じて、同じような
フィリップに対して
彼は「行動や表現様式は
異なる場合がありますが
フィリップが持っている
感情の状態や
暖かいエネルギーには
接していると思う」とし
「同じ魂を持つ二人だと
見ればできる」と述べた。
現在のフィリップは
性中毒症にかかって他の人と
病的に関係を持つ
オリバーの恋人である。
オリバーに疲れ
立ち去ろうとするが
フィリップはオリバーに戻る。
そのような姿を見て
フィリップは「あまりにも
人間的であり心が暖かく
情報に弱い人物のようだ」と
ペ・スビンは言った。
そのため、過去のフィリップは
「時代的な状況のために
縁を否定して
ハングアップする悲劇を
経験し、かわいそうだ」とした。
フィリップとオリバーの
付き合いが重要な演劇である。
時代を行き来して
しつこく愛が必要だから。
ペ・スビンはチョン・ドンファと
バク・ソンフンのオリバーが
「完全に異なっている」と
述べた。
「ソンフンがのオリバーは、
感情的に濡れている
オリバーというか
なすがまま濃く
今後があるならば
メルヘンのオリバーは
ウィットあり面白い。
私に宿題が与えられています。
違うから両方の感動を
合わせなければならんです。
一人だけを愛したいのに
二人を愛するようにするから
時間が2倍 にかかり。(笑)」
「プライド(Pride)」は
誇りを意味する。
人生を生きながら
誇りを抱くのは難しい
課題であり特に少数者には
熾烈な戦いになるだろう。
演劇「プライド」は
誇りを探す過程を
一緒にしようと私たちを励ます。
「自尊心は自分に
ずっとどのようなメッセージを
投げなければならず。
とても簡単に崩れる
可能性があることだから。
少数者の立場から
誇りを持って生きていく
こと自体が大きな戦いで
あるだろうと思いました。
私も演技しながら
誇りを感じるために
激しくなるべきでしょう。」
ペ・スビンは良い俳優としての
誇りを守りたいと言った。
演劇「プライド」は
その道で出会い
一緒になれる作品だ。
「魂が道を失ったことが
たくさんあった。安定も
またわくわくする多くの感情が
私をさまようように作りました。
このような時に演劇
「プライド」が
本当にいいんですよ。
「プライド」は
「私は私を訪ねる」という
過程に置かれている作品です。
近づいてきたのです。それが。
長いインタビューでしたね
元記事と動画です
こちらも 昨日UPされていて
私がブログに載せるのに
手間取っている間に
YouTubeに画像が上がりました
http://m.newsculture.tv/a.html?uid=57697