先日
〜 カポネトリロジー再演
演出の書き込み 〜 を
演出家のキム・テヒョンさん
Twitter上のご自身の呟きで
読むことが出来ました。
この文章を読ませていただき
三部作 見に行けないかも…と
諦めかけていた気持ちに
また 火が灯ってきました
何とか訳したので
こちらでご紹介致します。
最後に原文のあるFacebookも
貼っておりますので
韓国語が堪能な方は
そちらを是非ご覧になって下さいね。
今年もレキシントンホテル
661号が開かれました。
息詰まる公演を作ってみたいという欲望は
カポネトリロジーを通じて実現されました。
本当に息詰まる空間を準備しました。
ホテルのロビーから始めてホテルの部屋まで
そして今度はベルボーイ、ベルゴルまで
... 狭い空間、俳優の表情の変化の一つまで
全部見える街、ひょっとしたら
足が踏まれるような席 行き詰まった空間。
その中で息詰まるように爆発する過剰な話。
そんな空間、そんな瞬間
そのような公演を作って 私が見たかったです。
昨年初演を上げながら言った言葉があります。
この芝居の競争相手は'無限挑戦'と
挑発的なワーディングだったが
演劇がどうあるべきかについてが
私の考えの一部でした。
ソファーに座って楽して楽しくて
感動的に見られる
多様なデジタルメディアの世界で
演劇は生き残って観客を迎えなければ
なりません。
演劇ははるかに多くの資本と
はるかに便利な視聴環境を提供する
ドラマや芸能と映画と競争し
観客をソファーで 楽な映画館で
集めて来なければなりません。
この演劇には他の演劇と競争して
観客を集めるのではなく
演劇そのものを見ない観客らが
ひょっとして公演を見に来た時
演劇というのが見るべきものだという
強烈な体験をして欲しいと思いました。
それでまた、演劇を見に行きたいと
思うようにね。 そのためには
他のメディアが伝える話とは
差別化をしなければなりません。
しかし、それが本当に難しいです。
CGも編集もなくもっと面白い話作りを
することは簡単ではありません。
演劇は演劇だけでありそれを
負わなければならないのでしょう。
そして私たちはこの狭い空間に
俳優と観客が一緒にいて 盗み見するような
話を体験させたかったです。
マフィアの時代の
あるホテルの部屋をのぞいた感じで。
もしかすると、それがすごく
演劇的でもあり、同時に映像を見るような
感じかもしれません。 そしてこの公演が
強烈な体験になるといいです。
でも観客が演劇を見に来るようにすることが
どれほど難しいことか... さらに
演劇、ミュージカルを見るマニアがどれほど...
金銭的な困難に、本公演を
どうしてまた見かという周辺の視線
金の使いところがないのかという叱咤。
趣味で公演観覧を維持するのが
どれほど難しいことか。
ところで、、、、 それが人生に与える
楽しみと強烈さを知っているため
皆さんは今この公演を見て
このプログラムを買って
この演出の拙文を読んで
いるんじゃないですか。
ここに時間と努力を投資して見に来ることが
どれほど難しいかよく知っています。
私たちはその方にも
深い満足感を与えたいです。
稽古場で作って見た距離と空間感を
最大限 観客たちに感じさせたいです。
私たちが顔色を見ながら公演を見るのは
それが全て自分たちの人生を生きて
いるからです。
食べていくのが厳しく 優雅に夕食を楽しみ
優雅に公演を観覧するのが
ぜいたくと感じる時代に住んでいます。
そんな時代です。
閉じ込められた空間で
割れそうに繰り広げられる話の中で
この公演がこの時代について話すのは
どうかとずっと悩んでます。
多分。 カポネの時代
マフィアの時代の話が現在
今の時代とさほど違わないことを
見せたかったのかもしれません。
閉じ込められたところ脱したいところ
官フィア、海フィア、モフィア...
権力のカルテルが暴力団のように
黒い手を落として我々の暮らしに
関与するようになった時代。
そして 一人一人がしっかりと生を生き、
他の人が優雅な文化生活することを嫉視し
叱咤する時代。
逆説的に 韓国ホテルの部屋の中で
そんなことを感じ我々の暮らしについて
知るようになることを期待してみます。
再演を準備しながら
少し さらに鮮明に話を
裁断していることを感じました。
ロキは結局、極端的で支離滅裂な
男たちの世界で自ら一歩進む
女性の話として整理していきました。
ルシファーは、堕落するしかない
家庭を守るために世の中と衝突する
しかし、それを守るため
暴力と不法と権力を
乱用しなければならない姿で
整理していきました。
ビンディッチは 信念を守るために
そっぽを向いていた真実と直面するが
復讐という名前で自分を破壊していき
心痛む話で整理していきました。
俳優たちは一生懸命身体から
エネルギーを出して
真正性を尽くして
公演を準備しました。
私は皆さんと一緒に
661号でこの公演を見ることができて幸せです。
最後に 昨年演出の文に書いた風船を
二番煎じし、終えます
見たいた演劇を。
近い空間。 経験、体験!!!
感情の共有。 狭い空間で
起きそうもなかった出来事が起きている。
踊りの練習室で見ていたそのままを伝える。
利口な公演。演劇の生きる道。体験。経験。深く
浸透する。風船。私たちが作った原作にはない
赤い風船。持っていける風船。持って出られない
もの。結局出てしまった風船.ドーン。死とともに窓の外に
坊やがしまった風船。結局、演劇は、俳優。 俳優。 カポネ
の時代。 閉じ込められた部屋。どうして大韓民国と似ている。どちら?
悲しい。私も得ようとした。が、とても遠いよ。
ハムレット、原作にはなかった。 ローラ・キーン。女、シャンニョン、ショーガール
彼女が一人で完全に部屋を脱する話。
ニック・ニティ。、堕落天使になるしかなかった
時代に占領された中年家長のような彼女。
ビンディチ。痛くて悲しい復讐劇。
そっぽを向いた真実に対する極
ただ、百人の観客。
レキシントン661号。
メディア
の
時代
それでも。
買う
あ
人
乙
開いた
劇
演劇。
こちらが原文です
fb.me/7bvM8tLFI
そして最後に
ご自身のお好きな言葉でしょうか…
こんな言葉がありました。
多くの人たちが道を歩いていけば
道が開ける。
正義が川の水のように流れる
世の中を夢見ながら