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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

今までの旅、都内の散歩、趣味のこと書き綴ります。【カテゴリー】クリック⇓

安比民宿ラベンダー 思い出 荒屋新町駅 小屋の畑駅

2009年08月13日 | 🚋ひとり旅

2009年8月10日台風9号が迫る中、

青春18切符をもち、あこがれの温泉地と思い出を求めて北に旅立ちます。

翌日、台風一過、今日は快晴です。 

昨日は、土砂崩壊の影響で散々、

しかし、来て良かった。初志貫徹です。

 

盛岡駅で、「いわて銀河鉄道」に乗換、北へ向かいます。 

『18年前、安比高原に2人の友人とスキーに行った思い出。

その時、お世話になった宿 「安比民宿ラベンダー」へ行きます。

当時の若かりし思い出の写真とお土産を持って、あの景色を見たくて。。。。』


【いわて銀河鉄道、花輪線】盛岡駅(1636発)から快速八幡平行きに乗車、荒屋新町駅(1752着)に到着。

 

ラベンダーの女将さんが、車で迎えに来てくれます。

1991年、パソコンの普及率10%とと低く、携帯もないとき。 

宿を予約するにも旅雑誌に頼るしかなかった時代に、

 

雑誌「旅行読売」の小さなコラムに、

開店したばかりの安比民宿ラベンダー(0195-72-5388)を見つけました。

情報量は3行の小さい広告、 

引かれるところがあり予約の電話を入れます。

大雪の中たずねると、若夫婦が笑顔で待ってくれています。

 

料理の質と多さにビックリしたことを思い出します。 

夜は若夫婦と語らい、その人柄の良さに感激し、杯を重ね、

また訪れたい宿になりました。


 

この先は、あの無人駅「小屋の畑駅」、あの時は、真っ白でなにも分からなかった。

 

 

夕食を食べていると、お爺ちゃん自家製のどぶろくを馳走になります。

あの当時を思い出し、美味さがまします。

 

 

写真を見ながらみなさんと当時の話しに花が咲きます。

  

 

見送りにきてくれた宿の女将さん。左はわたし。

 

中央に立つ友人の車で青森三沢から安比高原スキー場まで連れて行ってくれました。

 

 

1日に10本しか走らない電車、

「最終の電車が通り過ぎます」時計を見ると21時40分です。

 

朝もやに煙る山並みに始発の電車が走って行きます。

部屋の窓からは、ラベンター畑が見えます。


明日は、盛岡駅まで戻り、青春18切符を使って松島まで南下します。

6時間のワクワク電車旅です。

 

『 青春18切符で巡る東北の旅 』 - クリックで閲覧できます。

青春18切符で巡る東北の旅 1 土砂崩壊立ち往生

青春18切符で巡る東北の旅 2 乳頭温泉 2013.05.07作

青春18切符で巡る東北の旅 3 東日本震災

青春18切符で巡る東北の旅 4 松島海岸

 

 

 


④青春18切符で巡る東北の旅 4 松島海岸 回顧録

2009年08月13日 | 🚋ひとり旅

2009年8月10日台風9号が迫る中、青春18切符を持ち、ローカル線で思い出を求め北に旅立った。


今日は、旅の最終日、昨夜は、夏合宿の大学生で満室だった。人気あるお宿だ

朝食を食べたあと、女将さんに駅まで送ってもらう。


【仙石線】野蒜駅(0817発)からあおば通り行きに乗車し、松島海岸駅(0837着)で下車

 

 

 

 

駅前で名物焼き牡蠣を食べる。

 

 

駅から歩くこと数分、瑞巌寺の参道の総門をくぐると立派な杉木立が遠くまで続きます。

以前、雪降る中を歩きましたが、静か過ぎて雪の降る音だけが聞こえました。 おすすめです。

 

 

 

【仙石線】松島海岸駅(0935発)から、快速あおば通行きに乗り、仙台駅(1009着)へ  待ち時間15分

 

ちょうど、仙台七夕まつりが終わったところでした。

 

ここは、楽しみにしていた駅。 駅弁の種類が日本一多い駅です。さて何を選びましょうか。

「女将のおもてなし弁当 宮城松島編」を選びました。宮城の山海の幸が盛りだくさん

 

ここからは、線路の土砂崩壊で行けなかった常磐線を南下します。

まだまだ楽しい旅は最後まで続きます。

 

【常磐線】仙台駅(1024始発)から原の町駅(1142終点)に向かいます。 待ち時間37分

 

ここは立売の名物駅弁「浜のかにめし」がある。お土産に購入。

 

※震災後、駅弁の販売は停止しているそうです。

 

【常磐線]原の町駅(1219始発)からいわき駅(1341終点)に行く。 待ち時間5分

 

【常磐線】いわき駅(1346始発)から水戸駅行きに乗り勝田駅(1512着)に到着 待ち時間12分

【常磐線】勝田駅(1524始発)から水戸駅(1518終点)に到着 待ち時間13分
 
【常磐線】水戸駅(1531始発)から上野駅行きに乗り北千住駅(1720着)で下車

 

仙台から7時間の旅 思い出多い旅でした。おしりは痛くなるし、
寝過ごすと大変なことになるけど、1時間ぐらい待てば、電車は来ます。

 

まぁ、目的がゆっくりゆったり、うまい駅弁や地産があれば食する旅、
元気になったら日本海側を北上したいですね。 

 

 『 青春18切符で巡る東北の旅 』 - クリックで閲覧できます。

青春18切符で巡る東北の旅 1 土砂崩壊立ち往生

青春18切符で巡る東北の旅 2 乳頭温泉

青春18切符で巡る東北の旅 3 東日本震災

青春18切符で巡る東北の旅 4 松島海岸

 


③青春18切符で巡る東北の旅 3 東日本震災 回顧録

2009年08月12日 | 🚋ひとり旅

2009年8月10日台風9号が迫る中、青春18切符を持ち、北に旅立った。

 

昨夜のラベンダーの皆様のお心遣いを感じながら、朝はやく旅立った。
また、お会いすることを約束して。。

 

18年前も雪の中で送ってくれた、懐かしの「無人駅舎 小屋の畑駅」に行く。

黄緑の建物が、安比民宿ラベンダー 窓越しに電車が良く見えた~

 

 

【花輪線+いわて銀河鉄道】小屋の畑(0823発)から盛岡駅(0933着)に戻る。 

 

ホームにも人がちらほら、電車は、ガラガラ。

 

車内で、青春18切符の2回目に検印をもらう。よる0時まで乗り放題。 

あと残り3回

 

右手に岩手山が見えてきた。 

台風は過ぎ去ったのに雲が多い。


 
【東北線】盛岡駅(0942始発)から北上駅(1030終点)に行く。 

1時間の乗車

 

 

待ち時間が、30分あるので駅の外に出てみる。 

あっという間の30分 

 

【東北線】北上駅(1100始発)から一ノ関駅(1141終点)に行く。 

待ち時間5分

 

【東北線】一ノ関駅(1146始発)から小牛田駅(1232終点)に行く。

待ち時間40分

 

小牛田(こごた)の駅前は何もない。

 

【石巻線】小牛田駅(1312始発)から女川駅行きに乗り石巻駅(1351着)に行く。

待ち時間5分

 

石巻駅で仙石線に乗換える。 

本日、最後の電車

 

【仙石線】石巻駅(1355始発)であおば通り駅行きに乗り 

野蒜(のびる)駅(1417着)に到着。

 

無人の小屋の畑駅から出て、6時間の電車旅。 

今思えば、三陸側を回っても良かったかなと思います。

 

2009年に降り立った野蒜駅です。

 

※下の写真は、震災後2011年、仕事で石巻に行った時の野蒜駅です。

 

※あまりの変りようで、声も出ませんでした。

 

 

2009年奥松島の島々が美しく、筆を取りました。

  

 

  

 

かわいいマンホールのフタ、今ものこっているのでしょうか。

 

2009年、美味しい料理を出してもらい、お世話になった「民宿 若波荘」

 

 

※2011年4月28日に訪れた若波荘跡地。 

津波の被害に絶句、土台しか残っていなかった。

 

若波荘の皆様がお元気なことを願うばかり、

野蒜の町内や素晴らしい海の景色が私の心から消えません。


2009年に旅した風景

2011年4月28日震災後に訪れた日

2013年の今、思いがめぐります。

 

現地に向かったのは4月28日、震災後四十九日目

14時46分にみんなで黙祷したことが思い出されます。

 


明日は、台風で通れなかった路線、仙石線、常磐線を乗り継ぎ南下します。

 

 『 青春18切符で巡る東北の旅 』 - クリックで閲覧できます。

青春18切符で巡る東北の旅 1 土砂崩壊立ち往生

青春18切符で巡る東北の旅 2 乳頭温泉

青春18切符で巡る東北の旅 3 東日本震災

青春18切符で巡る東北の旅 4 松島海岸


 


②青春18切符で巡る東北の旅 2 乳頭温泉 回顧録

2009年08月11日 | 🚋ひとり旅

2009年8月10日台風9号が迫る中、

青春18切符を持ち、あこがれの温泉地と思い出を求めて北に旅立ちます。

翌日、台風一過、今日は快晴です。 

昨日は、土砂崩壊の影響で散々、

しかし、来て良かった。初志貫徹です。

 

【田沢湖線】盛岡駅(0758発)こまち95号で、田沢湖駅(0831着)に向かいます。

 

 

新幹線こまちに乗って

 

綺麗な田沢湖駅

 

田沢湖駅前からバス(0845発)で「アルパこまくさ」で行きます。

駅に着いたら鶴の湯(0187-46-2139)に電話します。 

 

田沢湖駅から乗るバスの時間に合わせて、

鶴の湯温泉送迎車が、「アルパこまくさバス停」まで迎えにきてくれます。

 

 

 

 

 

 

標高も高い、「アルパこまくさま」から眺める田沢湖は空気が澄み切って美しい。

 

鶴の湯送迎バスで、山あいを走ること15分

「乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉」に到着

 

憧れの鶴の湯です。 

白濁の硫黄泉は、最高です。 

夏ですね、刺されると痛いぶよがいっぱい飛んでいます。

 

 

秘湯感がすごい。 

乳頭温泉郷の中でも最も古く、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉です。

今もわらぶき屋根の長屋「本陣」が残っています。

 

 

記念に鶴の湯のタオルを求めて、入湯。

 

ここは四つの源泉があります。

まずは、白湯にどっぷり つかります。「ウッ~アッっ いい〜!」

 

今日は長屋の一室をお借りして、休憩と食事をさせていただきます。

ほんとうは、宿泊したかったのですが、人気あるお宿2ヶ月前にはいっぱいでした。

入湯料400円、休憩料1000円

 

 

盛岡駅で求めた駅弁「岩手のおべんとう」と「山の芋の鍋」で昼食です。 

 

鍋は鶴の湯温泉の名物。

独特の味をしている山の芋と、

近くで取れた山菜を手作りの味噌味で仕立てたお鍋です。
鶴の湯にいったらぜひ食べたかった逸品です。700円だったでしょうか。 


 

お風呂の合い間に、スケッチ 現場で書くと筆が走ります~。

 

 

  

 

休憩室て会った人と話してみると、秘湯といいつつ、私の家の近くだったりして。

 

 

わずか4時間の滞在、「もっとゆっくりしたい!!」 

次回は、湯治しながら乳頭温泉郷の七湯を巡りたいと思います。


名残惜しく、鶴の湯温泉(1620発)の送迎バスで、「アルバこまくさ」、

高原温泉を通って田沢湖駅へ

 

【田沢湖線】田沢湖駅(1603発)こまち22号で、盛岡駅(1639着)へ戻ります。

 

 

盛岡駅で、「いわて銀河鉄道」に乗換、北へ向かいます。 

 

『18年前、安比高原に2人の友人とスキーに向かう。

その時、お世話になった宿 「安比民宿ラベンダー」へ行きます。

当時の若かりし思い出の写真とお土産を持って、あの景色を見たくて。。。。』

 


【いわて銀河鉄道、花輪線】盛岡駅(1636発)から快速八幡平行きに乗車、荒屋新町駅(1752着)に到着。

 

ラベンダーの方が迎えに来てくれます。

1991年、パソコンの普及率10%とと低く、携帯もないとき。 

宿を予約するにも旅雑誌に頼るしかなかった時代に、

雑誌「旅行読売」の小さなコラムに、

開店したばかりの安比民宿ラベンダー(0195-72-5388)を見つけました。

情報量は3行の小さい広告、 

引かれるところがあり予約の電話を入れます。

大雪の中たずねると、若夫婦が笑顔で待ってくれています。

料理の質と多さにビックリしたことを思い出します。 

夜は若夫婦と語らい、その人柄の良さに感激し、杯を重ね、

また訪れたい宿になりました。


 

この先は、あの無人駅「小屋の畑駅」、あの時は、真っ白でなにも分からなかった。

 

 

夕食を食べていると、お爺ちゃん自家製のどぶろくを馳走になります。

あの当時を思い出し、美味さがまします。

 

 

写真を見ながらみなさんと当時の話しに花が咲きます。

  

 

見送りにきてくれた宿の女将さん

 

中央に立つ友人N氏の車で青森三沢から安比高原スキー場まで連れて行ってくれました。

 

 

1日に10本しか走らない電車、

「最終の電車が通り過ぎます」時計を見ると21時40分です。

 

朝もやに煙る山並みに始発の電車が走って行きます。

部屋の窓からは、ラベンター畑が見えます。


明日は、盛岡駅まで戻り、青春18切符を使って松島まで南下します。

6時間のワクワク電車旅です。

 

 『 青春18切符で巡る東北の旅 』 - クリックで閲覧できます。

青春18切符で巡る東北の旅 1 土砂崩壊立ち往生

青春18切符で巡る東北の旅 2 乳頭温泉 2013.05.07作

青春18切符で巡る東北の旅 3 東日本震災

青春18切符で巡る東北の旅 4 松島海岸

 

 


 


①青春18切符で巡る東北の旅 1 土砂崩壊立ち往生 回顧録

2009年08月10日 | 🚋ひとり旅

2009年8月10日台風9号が迫る中、青春18切符を持ち、思い出を求め北に旅立った。

初日から困難な旅になるとは、

 

【常磐線】北千住駅(0521発)から、勝田行きに乗車し、水戸駅で下車。



水戸駅(0702始発)からいわき行きに乗換える  いいぞ~順調だ。



しかし、心配していたとおり、台風の影響で電車が遅れてきた。



勝田駅を過ぎ、電車は、ますますノロノロ運転になる。

車内放送が流れる 『線路内土砂崩壊のため、常陸多賀駅(ヒタチタガ)で停車します。』 まだ茨城だ。

再開の見込みもないと言う。 休暇日は決まっている。先に進むか、家に戻るか思案する。

駅で聞くと仙台方面に行くバスはないと言う。しかし東京に戻る高速バスはあるらしい。

いつもだったら諦めて自宅に戻るのだが、この時の私は何か違った。  

雨は強く降り続けている。
タイミングよく来た高速バスに飛び乗り、東京方面に向かう。八潮パーキングエリアで降りる。
ここは鉄道との乗り継ぎが近い、案内を見ながら雨の中を歩く。



ツクバエキスプレスと常磐線を乗り継いで、自宅近くを通り過ぎ、上野駅の新幹線ホームに向かう。
やまびこ61号(1246発)に乗り込む。青春18切符の1回分は無駄になってしまったが、このひとり旅はどうしても行きたい。
改めて乗車券と新幹線特急券を買う。 もう、電車が止まってから5時間は経過していた。 

 



東北新幹線の窓から雨に霞む自宅を横目に見ながら、出発した。 
計画ならローカル線を乗り継いで、11時間かけて、ゆっくり行くはずだったのに、到着は1609の予定だった。
新幹線では3時間、盛岡駅に1552に着いてしまった。 

早すぎる、今考えると仙台駅からローカル線で行けばよかったか。



まずは、お決まりの盛岡駅弁の品揃えを確認する。

種類も多くやはり海産が多い。 



まだ、日も高いので盛岡シティホテルに荷を預け、市内を観光する。

大きな岩です。

烏帽子岩、盛岡城築城の際に御神域から掘り出された物だそうだ。



「じゃじゃ麺」が気になります。 

「じぇじぇ麺」ではありません。 



熱いうどんに肉味噌がのってます

食べる直前にラー油、おろしニンニクなどの

調味料を加えて、かき混ぜて食す。


 

ご主人が、岩手県代表花巻東高校の菊池雄星の活躍を話してくれる。

ちょうど甲子園で投げているらしく、自慢話で盛り上がります。



麺を少し残しておいて、卵をよーく溶いて、おばちゃんに「チータンお願いします」でたっぷりのゆで汁が入って戻ってくる。
そこに、ラー油と胡椒をちゃっちゃっと浮かばせ食します。これが一連の流れ。 見栄えはチョットですが、ほんとに美味かった。



明日は、『乳頭温泉郷 秘湯鶴の湯温泉』に寄って、

18年前にお世話になった民宿の方との再会です。

 

 

 『 青春18切符で巡る東北の旅 』 - クリックで閲覧できます。

青春18切符で巡る東北の旅 1 土砂崩壊立ち往生

青春18切符で巡る東北の旅 2 乳頭温泉

青春18切符で巡る東北の旅 3 東日本震災

青春18切符で巡る東北の旅 4 松島海岸