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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

今までの旅、都内の散歩、趣味のこと書き綴ります。【カテゴリー】クリック⇓

荒川区 西日暮里 蕎麦吉里 童心舎 

2016年11月30日 | 🍜そばさんぽ

 

新そばを食するなら 「信州上田産」の蕎麦粉で打った蕎麦が食べたい。

家の近くにないかなと探したら ありました!!

「蕎麦吉里(ぎり) 童心舎(どうしんや)」

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瀟洒な佇まい、よく前を通り過ぎていたのですが、

まさかこんなに旨い物をリーズナブルに食べさせてくれるとは。

開店時間の11時半に合わせて暖簾をくぐります。

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先客は「朝日山」の常温に「ひな鳥の山椒焼き」を頼んでいます。

〆には「変わりそば ゆずきり」も注文しています。

 

私も蕎麦まえに朝日山のぬる燗と、「やき味噌」をいただきます。

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息子さんでしょうか「蕎麦の切れはしです」と、出してくれたお通し、

さびをちょいと付け蕎麦つゆでいただきます。

はしっこでも、蕎麦の香を堪能できる粋なつまみです。

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「やき味噌」は、大きなしゃもじに味噌が塗られ、焼き目がうっすらと。

塩分は強みですが、ちょこっと摘み、

そばの実のコリコリ感と日本酒がよくあいます。

 

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12時も過ぎると相席になるほどの繁盛ぶり、

ほどよく日本酒もなくなるころ、お蕎麦を頼みます。

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この時期食べるなら「生粉打ち(十割そば)」を食べたかったのですが、

今日は打っていないとのこと。

 

それでは、期間限定の「田舎そば」に無理を言って「辛味大根」を合わせます。

この味は、信州上田を想い出す懐かしい味です。

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きました、辛味大根がたっぷりです。

これにツユを入れると辛すぎるので、薬味皿に取り分けます。

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田舎蕎麦らしい、噛みごたえのある太めのお蕎麦です。

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ツユを入れ辛味大根を混ぜ、ゆっくりとたぐります。

辛味が鼻をぬけ、噛みすすめると蕎麦香があとから追いかけてきます。

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蕎麦が乾かぬ前にたぐります、今年も恒例の新そばを食し、

年末の〆に向かいます。

蕎麦湯もトロリとして、いい蕎麦湯です。

 

※蕎麦湯は名古屋を境に北で飲まれています。

西日本では「蕎麦湯文化」がなく、知らないかたもいるとか。

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こちらのご主人、早稲田大学第一文学部を中退後、

演劇の世界で活躍し、脚本を執筆。

その後フリーライターとして「週刊現代」で辣腕を振るうという、

ユニークな経歴の持ち主です。

今は先代を継ぎ西日暮里に戻ってきました。

こんなご主人が作る蕎麦には、永い歴史が蕎麦に練り込まれています。

手抜きのない旨さ、そして値段が安いのには驚かされます。

 

お酒一合 と 蕎麦味噌 と お蕎麦だけなのに、

一時間半も滞在してしまいました。

外に出ると待ち人が並んでいます。

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このお店なかなか侮れない良店です。

今度は閉店前の静かな時に伺いましょ。

お勧めは、鴨汁せいろ、かき南ばんに

巣ごもりそば(蕎麦のかた焼きそば)。。。

DATE: 11/30/2016

 

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⑤熊本 天草 蒼にまどろむ〈ここは南欧〉

2016年11月29日 | 🚅ふたり旅

 

 ~ 蒼(あお)に 微睡(まどろ)む ひととき ~


2泊目の宿は、有明海につき出すように建てられた

 

スパリゾートホテル「ホテル アレグリアガーデンズ 天草」に泊まります。

 

五万平米の広大な敷地に、50の客室と4つの離れがあります。

 

部屋の窓から見える景色は、熊本とは思えない南欧の雰囲気。

 

教会の先には、私達が乗ってきた「天草宝島ラインのクルーズ船」が本渡港に向かっています。

 

ホテルの隣には、ビーチが広がり子供たちが泳いでいます。

 

階段を降りて白砂の浜辺を歩きましょ。

 

気ぜわしい日常から離れた、季節感溢れるさわやかな寛ぎ。

 

高台に位置しているため、天草の美しい大パノラマを見渡せます。

 

ホテルに併設している「天然温泉ペルラの湯舟」に向かいます。

振り返るとホテルの全景が。

 

飽きることのない、刻一刻と表情を変える海を眺めればリゾート気分が味わえます。

 

周りを海に囲まれ開放感溢れる「海の湯」。

露天風呂から望む有明海の大パノラマを存分に堪能できます。

 

木々に囲まれた「森の湯」。

階段を下っていくと、ユニークな陶湯舟の「森の湯」が現れます。

新緑から差し込む陽射しが心地よく森林浴も満喫できます。

 

風呂上がりレストラン「さざんか」で黄色いお水を飲んでいると、小学生の兄妹と仲良くなります。

お菓子を貰ったお礼にかき氷を馳走します。

 

つれあいは、「オイルリンパマッサージ」から帰ってきました。

 

ホテルに入って驚くのは大きなガラスの先の開放感。

 

ロビーの先には広いテラスがあり、夕暮れ時はロビーテラスが茜色に染まります。

 

夕食のレストラン「カメリア」から見る天草の夕暮れを堪能します。

もう一泊したかったな~ と思いながら、豊かな時間に身をゆだねます。

 

デザートに食べた天草の地アイス「塩バニラ」と「チョコ晩柑」アイス

五和町二江の完全天日塩が使われたものと、晩柑ピールとチョコレートアイスのコラボレーションです。

 

他にもネーミングが面白い「鬼池醤油」「地たこ醤油」「五和びわ」「いも飴」「モリンガ」「いちじく」「いくりシャーベット」「天草晩柑シャーベット」「御領ごぼう」があります。


 

蒼い空 と 蒼い海

こんなに素晴らしい景色に巡り合うとは思いませんでした、

 

遠いけどまた来たいな~

 

 

宿は「九州ふつこう割」を使って、安く泊まることが出来ました。

 


明日は帰る日、「阿蘇くまもと空港」12時発の「ANA646便」に間に合うのでしょうか!

 

 

「天草の蒼にまどろむ 六編 - クリックで閲覧できます。」


天草の蒼〈旨きもの〉壱

天草の蒼〈ジャズと波しぶき〉弐

天草の蒼〈お肉に舌つづみ〉参

天草の蒼〈天草四郎に会う〉四

天草の蒼〈ここは南欧〉五

天草の蒼〈いるかに乗る〉六」

 

 


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六本木 新国立美術館 ダリ 真紅に浮かぶ 2016

2016年11月26日 | 🎨芸術・歴史

 

平日、休みの日、チケットを持って六本木の「新国立美術館」で12月12日まで開催されている「ダリ展」を観に行きます。

六本木の駅に降り立ち、懐かしい裏道を歩きます。

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柚子皮の入ったいなり寿司で有名「おつな寿司」は、ビルが建つまで裏道に玄関を設けて営業しています。

歩いて5分美術館に着きました。

開館時間は10時、人はちらほらといます。

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秋の日差しが降り注ぎ、緑の葉もいい色を魅せています。

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窓越しのソファーに座り開館時間を待ちます。

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どんな幻想的な絵を見せてくれるのか楽しみです。

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「新国立美術館」の建物の形状は、訪れるたびに感心させられます。

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時間がきました、平日の早い時間人もまばらで、ゆっくり見られそうです。

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シュルレアリスムを代表するスペインが生んだ奇才、「サルバドール・ダリ」の絵

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これだけよく集めたな〜と感心する、作品の多さ。

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部屋一面が真紅色に染まり中、ダリの絵が輝きを増します。

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「メイ・ウェストの部屋」ダリ劇場美術館の一室を再現しているそうです。

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斜めになった鏡を通して見るようです。

(中央に私が写り込んでいるのですが、加工して見えなくしています。)

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90分ほど見終えて、改めて「ダリ」の完成度の高さに驚きます、絵の構成は幻想的なのですが、綺麗な色と丁寧な細密画に身を乗り出して見てしまいます。

 

「新国美館」の造形美も綺麗です。

光と影と曲線が時間を追うごとに変化します。

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第29回 都電荒川線写真コンテスト

2016年11月24日 | 📸写真・カメラ・OA機器

 

今回もどうにか ぎりぎり入賞。 募集テーマは、都電とバラ、沿線の風景や名物、人々の生活を題材とした写真に限られています。

 

今回応募したのは4作品。

〔11月26日~12月4日まで、「町屋文化センター」で展示しています。〕

 

①「桜と都電」

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②「青いくるま止め」

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③「残雪の都電」

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一般部門の「沿線名物店賞」に入賞した 

 

「あっ 電車、でんしゃ」

満開の桜坂道を見上げながら、はしゃぐ歓声の先には、チンチン電車。

さくら色と赤い帽子、みどりの電車の空気感が優しくて切り取りました。

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賞品は、「商品券」と「焼菓子工房 Atelier n 」の詰合せ。

つれあいが一番喜んでいます。

 



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④熊本 天草 蒼にまどろむ〈天草四郎に会う〉

2016年11月23日 | 🚅ふたり旅

 

~ 蒼(あお)に 微睡(まどろ)む ひととき ~

 
今日も快晴、暑くなりそうです。
朝食は、宿の「カフェやぶ椿」でいただきます。

 

今回は宿の夕食を取りませんでしたが、品数多い朝食を取ります。

夕食の素材は、島原湾、八代海、天草灘に囲まれた海の幸の宝庫、間違いなく美味しい海鮮天草です。

そして作り上げるのは女将と地元のおばちゃん達。

 

 

弟から本渡で食べるなら「奴(やっこ)寿司」がいいよとメールが入っています。

芸能人も多く訪れ、有名料理評論家が「日本三大寿司」に選ぶお店です。

 

創作寿司らしく、梅塩、うに塩、黒七味、刻みわさび、柚子胡椒、おろしポン酢などで食べるとのこと。

すぐに予約してみますが、取れませんでした。

道に出ると色合い綺麗な海水が満ちてきています。

 

本渡バスセンターでスーツケースを預かって貰い(無料)、タクシーで向かうのは、城山公園に建つ「天草市立 天草キリシタン館」

 

高台にあり本渡港が一望です。

 

16歳で一揆軍の総大将にかつぎ上げられたとも言われる美少年「天草四郎時貞」、指差す向こうに何を求めていたのでしょう。

 

もしかすると「金のさかさ瓢箪」が馬印だったとする天草四郎は「豊臣」の末裔だったかもしれません!

この戦いは、豊臣と徳川の最後の戦いだったといえるかもしれません。

 

天草切支丹記念館所蔵の「天草四郎陣中旗」は必見です。

西ヨーロッパの十字軍旗、ジャンヌ・ダルクの旗とともに世界三大聖旗とも言われています。

 

「天草切支丹館」を左に出て坂を下っていくと、天草ならではのお寺曹洞宗「明徳寺」へたどり着きます。

 

お地蔵さんの顔立ち、花筋や髪型が変わった外人のような異人地蔵が建っています。

 

階段の数箇所にキリストの十字が刻まれています。

十字を踏みながら登る、踏み絵と同じ意味の階段でしょうか? 真相は今だにナゾです。

 

炎天下の中、タクシーを待っていると、実車が多く通り過ぎていきます。

バス停で待っていると、先ほどの実車のドライバーが客を降ろして戻ってきてくれました。ありがたいことです。町の話しも聞けて旅気分を満喫します。

 

本渡の中心地に戻り、天保3年(1832)に架橋された国指定重要文化財の石橋を見に行きます。

 

タイムトリップできる橋、祇園神社の前にあるため通称「祇園橋(ぎおんばし)」と呼ばれています。

 

この橋がある付近一帯は、天草島原の乱の時(寛永14年11月14日)に島原・天草一揆激戦の地となった場所です。

一揆軍と唐津藩が町山口川を挟んで死闘を繰り広げ、川は血で赤く染まったと伝えられています。   

 

祇園橋の近くを歩いていたら、ここにも「蜂楽饅頭」 本渡支店を見つけました。

 

暑くて暑くてかき氷を頼みます。

 

それと、どちらか区別がつかない白あんと黒あん

 

前日行った熊本本店よりは「コバルト」の色が薄いようです。

本店には無かった「フルーツクリーム」。薄っすらとピンクの蜜がかかり鹿児島天文館の「氷白熊」のようです。

 

ご主人にお昼の旨い場所を聞きますが『これと言って無いね~』と

奴寿司も生簀やまもとも観光客相手の店だしね~』 と

『この近くの行きつけの寿司屋があるけどシャリもネタもデカイよ~』と

結局決まらず、炎天下の中さまよいます。

 

結局決めたのは観光客が訪れる「いけす やまもと」

巨大ないけすからすくった新鮮な天草の地魚をいただきます。

 

頼んだのは「天草 超 ぜいたく丼」(天空まぐろ入り、うに、あわび付き)。

あれ? 刺し身は新鮮なはずなのに何故か口にあいませんね・・・

分かりました「醤油」です。
熊本は、醤油が甘く馬刺しや鳥刺しには合うのですが、こちら関東の色は薄めの濃口醤油に40年も慣れ親しむと、甘さが気になります。

特に寿司や刺身に付けるのはどうしたものか?! 

「奴寿司」屋で、醤油を付けないで供することで、人気が出た事が分かりますね。

 

東京生まれの友人が言っていたのを思い出します。

九州に行くときは、小さいボトルに醤油を入れて持っていくと


忘れてました。旨く刺身を食べる時は、忘れずに関東の醤油持っていきましょ。

 

 


つれあいが取ったのは、いけすからあげたての天草地魚活き造り『黒潮御膳』

醤油が刺身用と寿司用と2種類ついてはいますが、やはり色は濃く甘いですね。

 

 


時間があれば、南に足を伸ばして、ひっそりとした漁村に佇む教会「崎津集落(世界遺産に申請)」に行きたかったのですが遠すぎますね。

 

 

本渡バスセンターで手荷物を引き取り、早い時間ですが迎えにきてもらいます。

今日泊まる「ホテル アレグリアガーデンズ天草」に向かいます。

 

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天草の蒼〈旨きもの〉壱

天草の蒼〈ジャズと波しぶき〉弐

天草の蒼〈お肉に舌つづみ〉参

天草の蒼〈天草四郎に会う〉四

天草の蒼〈ここは南欧〉五

天草の蒼〈いるかに乗る〉六」

 

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