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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

今までの旅、都内の散歩、趣味のこと書き綴ります。【カテゴリー】クリック⇓

恵比寿 俺のBakery&Cafe 極上生食パン

2016年11月22日 | 🚶‍東京散歩

12月に入ると恵比寿ガーデンプレイスの「バカラのシャンデリア」が輝いてきました。

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クリスマスツリーもこのと~お~り

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お昼休み、足早に歩いて7分のガーデンプレイスへ向かいます。

ツリーを右に見て、目指すのは「俺のベーカリー&カフェ」「俺の生食パン」

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アレレ! 昨日は並んでいなかったのに、前日テレビで取り上げられたとか20数人が並んでいます。

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きり雨も降っている最悪日、外のテラスには人がいません。

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「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」などを展開する「俺の株式会社」が、2016年11月5日、時計広場に「俺のベーカリー&カフェ」をオープン。

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オリジナルブレンドの小麦粉が2種類、江別製粉の小麦粉は「キタノカオリ」をメインに国産小麦が数種類、配合されています。

もう一つは、日東富士製粉によるもので、カナダ産の小麦粉とフランス産の小麦粉のオリジナルブレンドです。

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ショップロゴはライオンとコーヒーカップ。

「飲食の百獣の王になりたい。恵比寿(三越)にはライオンがいないからね」とは社長の弁。

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入ってすぐがパン売場、厨房には2斤サイズの食パンが一度に80本焼けるオーブンが2台備わっています。

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「俺の生食パン」は、「キタノカオリ」メインの小麦粉と、岩手県の「なかほら牧場」の自然放牧乳の脱脂乳にこだわり、ミルク味の濃い風味はこのパンの特徴のひとつです。

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「俺の生食パン」「山型の食パン」「マスカルポーネとハチミツの食パン」があります。 求めたいのは、「俺の生食パン」。

 

残っているでしょうか?

希望個数を書いた紙を配っています。

ちょうど焼き上がりの個数が私で最後。

後ろの奥様のため息が聞こえます。

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右の「山型の食パン」と左の「マスカルポーネとハチミツの食パン」は、日東富士製粉のカナダ産とフランス産の小麦粉のオリジナルブレンドです。

「山型の食パン」は、シンプルなイギリスパン、甘味とサク味が感じられます。

白ワインとヨーグルトの液種で15時間の発酵をさせてつくられています。

「マスカルポーネとハチミツの食パン」は、マスカルポーネチーズがたっぷり入り、発酵バターとハチミツも使われた非常にリッチな食パンです。

ほのかなチーズの風味があります。

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順番がきました。

なんと今度は私がため息をつくことに。

 

アチャー! 

私の前で焼きあがりがなくなりました、型崩れとか焼きすぎは出さないそうです。

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ここからまた20分待ちます、気まずそうにうつむくレジの方。

昼休みも残り30分、気を取り直して2人のレジのお姉さんと喋りながら時間を潰します。

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お昼もまだだしテイクアウトの「厚焼きたまごサンドイッチ」を頼みます。

これは、すぐに出てくるようです。

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ふたを開けるとパンのミミまで入っています。

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パンと出汁入りの厚焼きたまごの優しい質感。

カラシがいいアクセントになっています。

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レジのお姉さんから、あと5分ですと 優しいコール!

最高の笑顔でホッカホッカに焼きあがったパンを渡してくれます。

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看板商品とも言える「俺の生食パン」は、トーストせずに食べるのがおすすめです。

 

『作ったその日に食べないと美味しくない』こちらのパン、 翌日にナマで食べても美味しくないかも。 美味しく食べるなら、その日に限ります。

ひとくち食べて驚きます。

小麦色の美味しそうなこと、生地はきめ細やかでしっとり、同時にふんわりした弾力もあり、極上の柔らかさです。

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翌日以降は、トーストして食べるのがまた美味しい。

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 "帰り道、小麦の香りをまといながら、アツアツのはしっこをちぎります "

 

毎朝通る「俺のべーカリー」今日は、モーニングセットに立ち寄ります。

開店は8時、500円を払い「トーストセットとコーヒー」を頼みます。

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待つこと数分、トーストにスクランブルドエッグがでてきました。

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また並んでも買いたい生食パン

1時間に1回焼きあがるようですが、2台の機械の焼き上がりをずらして30分ごとに焼きあがるようです。

 

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③熊本 天草 蒼にまどろむ〈お肉に舌つづみ〉

2016年11月17日 | 🚅ふたり旅

 

~ 蒼(あお)に 微睡(まどろ)む ひととき ~

 

初めての天草本渡の地に来ました。

熊本に住んでいても、この地までは遠すぎてなかなか行けません。

クルーズに乗り合わせた地元の方に聞くと、本渡から遠方(熊本市内)に行くならば泊りがけか、天草エアラインで熊本、福岡、大阪(伊丹)まで高額な飛行機で行くしかないとのこと。

 

 

今日泊まるのは、和み宿「新和荘 海心(かいしん)」、住宅地の中にあって本渡港からすぐの場所です。

 

枕木と赤レンガのアプローチを進むと緑の中庭があらわれます。

 

高窓は屋根下まであり開放感があります。

 

天草の陽が差し込み、潮風が香り、遠くに漁船の音が聞こえる佇まい、思わず笑みがこぼれてしまいます。

北棟の入口にはオーナーの出迎え、チエックインして部屋に案内されます。

 

今日の泊まる部屋は、向かいの南棟「洋室ツイン 野菊」

1階の貸切風呂、「角風呂」と「樹齢150年のコウヤマキ丸風呂」の脇の階段を上がります。

 

部屋に入るとシンプルな色合いで落ち着きます。

旅館でもホテルでもない、いつもの暮らしの延長のような「こころ休まる」お宿です

 

「天草に緑のあるアーティスト」が作り上げたこのお宿、絵やタイル、あかり、インテリア、小物、備品に創意が込められ、つい魅入ってしまいます。

 

北棟1階に、フロント、カフェやぶ椿、食事広間があり。2階に和洋室の4部屋。

南棟1階に、お風呂と和室2部屋。2階に、和室2部屋とダブルと私達が泊まったツイン。

わずか10部屋のお宿です。

 

赤、橙、黄、紫の色鮮やかな貝は、「緋扇貝(ひおうぎ貝)」、旅を思い返すために1枚持って帰りましょ。

 

夕食は、予約していた「たなか畜産」に向かいます。

「本渡バスセンター」から産交バスで、「中央新町 手野経由 富岡港行」に乗ります。

 

北に向かって走ります。天草飛行場も過ぎて山の中にどんどん入っていきます。

下車したバス停は「城河原 郵便局前」20分は乗ったでしょうか。18時30分着

 

交差点を左に曲がると見えました、田んぼの中にポツンと建つ「黒毛和牛専門 たなか畜産」

こちらは直営牧場の牛を使用し、かなり安い価格で出してくれるお店です。

 

天草に行ってお肉?と思うでしょうが、魚は食べる機会はあるので、テレビや雑誌で話題となったこちらのお店から攻めていきます。

 

注文したのは、「たなか屋おまかせセット3900円」120分・2名様から。

 

セットメニューでプラス600円で食べ放題!!

(黒牛切落とし・黒牛ホルモン・とん塩カルビー・ウィンナー)がありますが、この歳になるとそうは食べられません。

 

飲み放題!!1200円だけをプラスします。

(※2名で行っても飲む方が1名の場合、1名分の料金で可能です。本来は、2名分取ると思うのですが、良心的なお店ですね~。)
 

 

通されたのは個室の4人掛け、中央に無煙ロースターの焼き器があります。

驚くことに「たなか屋おまかせセット」の他に、カレー、牛丼、御飯、卵スープ、カルビスープ、サラダ、焼き野菜、キムチ、フルーツが食べ放題らしいのです。

 

さっそく、セットが出る前にサラダとスープと焼き野菜、ビールを取りに建物の奥に進みます。

色々な食材とお酒が並び、「どうだ!」と言わんばかりの風景です。

 

A5ランクの「たなか屋おまかせセット」が来ました。

お肉はサーロイン、シャトーブリアン、ランプの3種類。

焼肉のタレもありましたが、ここはさっぱりとわさびと岩塩でいただきます。

 

肉の歯ごたえが良く、赤みの旨味があとからきます。

刺しの甘さと油のさっぱり感が残り、濃厚な旨味が広がります。

 

2人には、ほどよい量でした。時間を見ると20時20分。

本渡からタクシーを呼び、宿に帰ります。

 

お腹はいっぱいなのに、明日のお昼のお店を運転手さんのお勧めを聞いたり、たなか畜産の評判を聞きながら、街灯もない真っ暗な道を走りぬけます。

 

2019.10東京北区の東十条にできた姉妹店、天草のおいしさを期待して伺いますが、物価の高さか比べようもなく、地方の安さが羨ましいかぎりです。

 


明日は、天草キリシタンの歴史探訪、 休憩は、またまた あのお店へ!


 「天草の蒼にまどろむ 六編 - クリックで閲覧できます。」


天草の蒼〈旨きもの〉壱

天草の蒼〈ジャズと波しぶき〉弐

天草の蒼〈お肉に舌つづみ〉参

天草の蒼〈天草四郎に会う〉四

天草の蒼〈ここは南欧〉五

天草の蒼〈いるかに乗る〉六」

 

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両国 銭湯入門塾 江戸東京博物館 鹿屋アスリート食堂

2016年11月15日 | 🚶‍東京散歩

「東京都浴場組合」が開催する第1回「銭湯入門塾」

で学ぶため「江戸東京博物館」に向かいます。

 

両国駅を降りると目の前には相撲の殿堂「両国 国技館」

今日は「第94回全国学生相撲選手権大会」が開かれています。

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その前に「両国テラスカフェ」に併設している

「鹿屋アスリート食堂」を探してみます。

 

旧安田庭園に面した隅田川テラス沿いにあるお店です。

(鹿児島県鹿屋市に1店舗・東京都内に4店舗)

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隣には、隅田川を走るランナーのサポート施設「RUN CUBE」があります。

シャワー、アメニティ、レンタルが揃って「手ぶらラン」が可能です。

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そのランナーの食を守る「管理栄養士」のいるお店に寄ってみます。

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BBQも室内スペースもありますが、柔らかい陽が漏れるテラス側に座ります。

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定食は、「選べる3つの主菜」「汁物」「御飯」の "一汁一飯三主菜"があります。

 

その他にもプレートランチ、お肉プレートもありますが、

選んだのは勿論、体質改善、健康志向、健康管理に気を使って ??

美味しそうな定食を選びます。

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アレれれ 量が多い。

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まずは野菜から「レタス トマト ドレッシング」45kcal

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追加した「キャベツ盛り」44kcal 、多すぎました、なかなか主菜にたどりつけません。

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屋外のテラスには、お昼からワイン片手にパーティーをやっている方もいます。

レシートを見るとカロリーの摂取量が書かれています。

なんとあれだけ食べて601カロリー驚きです。

 

講演場所の「東京江戸博物館」は目の前、席につくと資料とグッズが置いてあります。

受講者は抽選で当選した50人、東京銭湯のゆるキャラ「ゆっぽくん」も来ています。

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議題は「江戸の町づくりと銭湯の役割」

1時間半の受講です。

江戸時代に花開いた銭湯文化について学びます。

講師は、米山勇氏(建築史家・江戸東京博物館研究員)。

 

※なぜ湯舟というか?

江戸の頃、湯を入れた桶を積んだ船が、水路を利用して町々を巡っていたんだと、 いわば移動式の銭湯で、湯を積んだ船ということで、その船は『湯船』と呼ばれ、 それが、次第に陸に上がり、銭湯と姿を変えてからも言葉だけ残ったんだとさ。

・伊勢神宮で天皇が入るお風呂が、船の形をしていたという説もあります。

 

※銭湯は何故「唐破風(からはふ)」の玄関になったか?

大正時代「銀座の歌舞伎座」が骨組みまで出来た時に、「関東大震災」にあったんだと、 回りは倒壊焼失している中、歌舞伎座だけが建っていたので、 銭湯の経営者は復興のシンボルとして銭湯を唐破風の形に造りあげたんだと。

 

帰りには「入浴券」「手ぬぐい」「ぶらり湯めぐりマップ」「お遍路巡礼スタンプノート」をいただき、近くの銭湯にでも浸かって帰りましょうか。

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お土産売り場にあった3個入りの墨田区向島の「長命寺桜もち」を買って と。

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桜葉の香りも心地よく、掛川の茶と共にいただきます。

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3枚も巻かれた桜の塩漬けの葉、2枚はがして塩味と香りを楽しみながら、つれあいの大好物です。

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仕事も始めたけれど、1日1日楽しみな事を見つけては人生を楽しんでいます。

 

21日は早めに帰れるので、恒例の「改組 日展」を観に行きます。

ちょうど良いチケットがあります

『トワイライトチケット(時間限定入場券)午後4時~午後6時 一般 300円』、帰り道の六本木駅で下車して「新国立美術館」に向かいます

 

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②熊本 天草の蒼にまどろむ〈ジャズと波しぶき〉

2016年11月11日 | 🚅ふたり旅

 

~ 蒼(あお)に 微睡(まどろ)む ひととき ~


花畑町駅から市電に乗ってJR熊本駅に向かいます。

 

乗車する特急は、以前、弟夫婦と乗った2回目となる

水戸岡鋭治氏デザインの「特急 A列車で行こう」

下車する場所は、宇城市の三角駅です。

 

 

軽快なジャズナンバー「A列車で行こう」の曲がホームに響き渡り、入線してきます。

 

 

全席指定席、14時37分の遅い発車なので乗客も少なめです。

 

さっそく、「1号車 A-TRAIN BAR」のバーカウンター「デコポンハイボール」を頼みます。

 

 

おつまみは、天草天日塩を使用した「塩ピー」

「記念乗車証」の裏に記念スタンプを押して~

 

列車は海岸沿いを走ります。有明海の向こうには、「雲仙 普賢岳」が見えます。

 

「フォトサービス」、旅の思い出づくりに、客室乗務員がフォトパネルで記念撮影をしてくれます。

 

前回の旅のフォトはこちら!

 

40分のあっという間の電車旅、客室乗務員の挨拶を受け、三角(みすみ)駅終点です。

 

あっという間の電車旅、もう1時間乗りたいですね。

 

 

今回熊本駅で求めたきっぷは、「天草・熊本2枚きっぷ」、あまくさみすみ線を普通列車JR券と天草宝島ライン乗船券がセットになったおトクなきっぷです。

 

2枚セットの回数券で、1人で往復でも、2枚で片道でも使えます。指定席は別料金です。
 ※熊本~松島(前島港) 2,840円(普通列車+三角港~松島(前島))
 ※熊本~本渡港 4,220円(普通列車+三角港~本渡港)

 

「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」をテーマにデザインされたドラマティックな特急です。

ふるき良き時代を思わせる大人旅にふさわしく、オリエント急行のような車体カラーが贅沢気分にさせてくれます。

 

「A列車で行こう」ビデオ。クリックジャズが流れます。

 

 

三角駅の構内も綺麗な天井絵で飾られています。中心には「A列車で行こう」のマークも入っています。

 

南蛮風の駅は、教会群のある天草にピッタリの情趣ある駅になっています。

 

三角駅の目の前に見える貝の形をした待合所「海のピラミッド」フェリーターミナル。

「天草宝島ライン」の乗り継ぎ場所です。

 

この三角東港は、「天草五橋」が開通する前(2016年で開通50周年)までは天草へ向かう海の玄関口として使われていました。

 

「ビスタボニータ号」「マリソル号」「セレナ号」の3隻のクルーザーを保有しています。

今回、乗船するのは「ビスタボニータ号」。乗船したのはわずか8名。

 

2009年より三角から天草の松島~本渡を結ぶ定期航路「天草宝島ライン」と、ともに特急「A列車で行こう」と同じコンセプトで水戸岡鋭冶氏がデザインしています。

 

天草全島の地図です。

 

木がふんだんに使われ、JR九州の特急で使われている生地の座席シートです。

エアコンやトイレ完備なので女性やお年寄りも快適です。

 

三角港から前回行った「松島(前島港)」までは17分。あっという間に着きます。

 

さあ 出港です。

 

右手に「天草五橋」の1号橋(天門橋)が見えてきました。50年も経つので架け替えが始まったようです。

 

徐々にスピードが上がります。爽快ですね~   「 蒼い海に 蒼い空」 


中型船なので波しぶきがかかることもなく、松島港を目指します。

 

到着しました、手前の船がスイーツクルーズ「エルミラ」。

右奥のホテルが前回日帰りで行った「ホテル松泉閣 ろまん館」です。

 


熊本に在住してても、この先の本渡港には行ったことがありません。

還暦を迎える前に初めての上陸です。

途中、山肌がえぐられた「高杢島」が見えてきました。

 

「島原・天草一揆」のとき天草と島原のキリシタン一揆勢が出会い密談した島「湯島(談合島)」で。

後ろには、高くそびえる雲仙岳が見えます。す

 

航路の北には、「野生のイルカ群れ」が見られる場所もあります。

 

左手に「天草上島」を見ながら進みます、松島港を出港して35分「天草下島」が見えてきました。

大小110の島々からなる天草、隠れ切支丹の島に到着です。

 

エンジン音も静かになり、「本渡港ターミナル」が見えてきました。

下船して、港からすぐの宿に向かいます。

 


1泊目の宿は、「新和荘 海心(かいしん)」、夕食は「たなか畜産」に伺います。

 

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天草の蒼〈旨きもの〉壱

天草の蒼〈ジャズと波しぶき〉弐

天草の蒼〈お肉に舌つづみ〉参

天草の蒼〈天草四郎に会う〉四

天草の蒼〈ここは南欧〉五

天草の蒼〈いるかに乗る〉六」

 

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①熊本 天草の蒼にまどろむ〈旨きもの〉

2016年11月10日 | 🚅ふたり旅

 

~ 蒼(あお)に 微睡(まどろ)む ひととき ~


今年2回目の熊本、阿蘇の山並みを雲が穏やかに流れています。

熊本市の11万人もいた避難所もゼロとなり、震源地の益城町の指定避難所も10月31日に閉鎖されました。

自宅に戻る人もいたり、仮設に移ることができたそうです。 

 

熊本に行かれるならば、是非お勧めの郷土料理をご紹介。

 

【馬刺し】

馬の肉はクセがないので、苦手な人にも食べやすいのです。

写真のとおり、脂肪分が少ないのが馬刺しの特徴で、コレステロールも低く、女性の方にもオススメです。

もう逸品のおすすめは、熊本城下にある「桜の馬場 城彩苑 桜の小路」にある「阿蘇庭 山見茶屋」の「馬肉溶岩焼き」。

溶岩プレートで焼く「馬肉焼」がおすすめです。

野菜のエキスたっぷりの透き通った「黄金色の自家製特製タレ」で食べると絶品です。

本店は、阿蘇高森町にあります。

このタレは、「馬かたれ」と商品化され瓶詰めにして売っています。(540円)

 

 

【熊本ラーメン】

九州はとんこつ!というイメージどおり、熊本のラーメンはとんこつが主流です。

とんこつスープに、マー油、棒面、キクラゲ、お店によって形状は違ってきます。

 

【辛子れんこん】

病弱な肥後藩主のために考案された「辛子れんこん」。

レンコンの穴に辛子味噌を詰め、衣を付けて揚げた熊本の代表的な郷土料理です。

辛いのが堪りません、焼酎にもビールにもあいます。

 

【太平燕】

太平燕と書いてタイピーエンと読みます。

熊本にある中華料理店には必ずメニューに入っている太平燕。

スープは見てのとおりちゃんぽん風、野菜がたくさん入っていて女性にも人気です。

ちなみに、麺は春雨。つまり春雨スープなのです。

 

【ひともじ ぐるぐる

ひともじとは、ワケギのこと。

ワケギを茹でて、根の方から折り返し残った葉でグルグル巻きにしたものが「ひともじのぐるぐる」です。

食べるときは酢味噌や辛子酢味噌をつけます、一口食べると、ザクッという歯応えの後に、独特の香り、甘味、辛

味が口の中いっぱいに広がります。

 

【いきなり団子】

作り方も簡単、あんことサツマイモを小麦粉団子で包んで蒸しただけです。

あんこの甘さとさつまいものホクホク感、塩気の効いたもちもち生地が口の中で合わさって、うまい具合に混ざり合います。

 

 

熊本市の中心地をご紹介。

 


去年も訪れた上通アーケード街の「蜂楽饅頭 (ほうらくまんじゅう)」。

 

なかなかの人気、やはり人が並んでいます。

 

今回のお目当ては、前回食べなかった   「 あ れ ! 」

 

爽やかな青い食券を買って と 。

 

綺麗な色ですね~ 練乳と水色の蜜がかかっています。

値段はなんと300円。

人気抜群の「コバルトアイス」です。

 

回転饅頭の焼き方も綺麗ですね。ひとつのためらいもなく均等に餡を入れます。

焼き面も同じ色です。

奥は「白あん」、手前は「黒あん」

 

 

去年と同じ場所で、またまた巡り会えました。

「クルーズトレインななつ星in九州」「新幹線 つばめ」「A列車で行こう」「あそぼーい!」「SL人吉」などをデザインした「水戸岡鋭治氏」デザインの新型超低床電車「COCORO」。

外観は、熊本城の城壁をイメージした濃茶メタリック塗装の車体に、シンボルマークやロゴなどを金色で描いた印象的なデザインです。

乗ってみたいですね~ 車両製作費は、なんと3億1,900万円。

 


地震被害で、熊本城の近くには行けませんが、通町筋のパルコの前から眺めます。

 

遠目に見れば何事も無かったかのようにそびえ建つ熊本城。

お城の前に復元された「本丸御殿」が建ったので、城の全景が見えません。

ということは、江戸時代の城下町からは、この様に見えていたということです。

 

平成13年に撮った全景がこちらです。お城の下部分もよく見えていました。

 

お城を拡大すると天守閣の屋根瓦が落ちています。

 


天守閣、石垣の復旧までにかかる期間は、

10年超~20年、費用は最大200億円かかるとか。

間近に見て郷土の誇りの様変わりに心を痛めてしまいますが、

熊本城再建に向けて大きく動き始めているのは確かです。

 

"山は大阿蘇 地軸ゆすりて 大空焦す 久遠の神火"

"川は白川 昼夜別たず 清流滔々 巨海へ放る"

"大なり山河 我等の揺籃"

 

『次回は熊本駅から三角でクルーザーに乗り変え、天草本渡に渡ります。』

 

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天草の蒼〈旨きもの〉壱

天草の蒼〈ジャズと波しぶき〉弐

天草の蒼〈お肉に舌つづみ〉参

天草の蒼〈天草四郎に会う〉四

天草の蒼〈ここは南欧〉五

天草の蒼〈いるかに乗る〉六」

 

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