綿タオル その１

スキンケアタオル　お次は綿です。

まあ、タオルは普通綿ですが・・・　ボディーウォッシュタオルに特化して、企画のアプローチ角度を変えて考えています。

サンホーキン綿を、甘撚りにした糸をパイルにしました。　とても柔らかくやさしい使用感です。

赤ちゃんをお風呂に入れたくなります

サンホーキンとはサンフランシスコとロサンゼルスの間、東はシエラネバダ山脈、西はシエラコスタ山脈の間に位置する広大な盆地（San Joaquin valley)で取れる木綿のことで、品種名でなく、云わば産地名です。　品種はAcala やPimaが多く、Pimaは繊度（太さ）が細く、綿長は長いです。　Acalaはその逆ですが、全体的には、サンホーキンはベッピンさんな綿です。　以前、ある原綿倉庫で、米綿やらインド綿やら云々を見比べたことがありますが、色白のピカピカがサンホーキンでした（笑）。　　

アプローチの角度を変えたと申しましたが、目的がボディーウォッシュなので、吸水性能は無いほうが良いので、精錬、漂白等は行っておりません。　（綿は、本来、綿蝋と呼ばれるワックス分やペクチン分等を除去するための薬品処理をします。　綿の段階で、施したのが脱脂綿です。）　本来の原綿の良し悪しが出ます。　しかも甘撚り（撚りが強いと、まぁ、絞った状態？、その逆が、甘撚りです）当然、やわらかい　のです！

縦糸横糸はポリエステルにしてみました。

サイズは２０ｃｍ×９５ｃｍです。