タオル道中

大阪・泉州 タオル屋 てるの日記 美由喜タオル(株)

スキンケアタオル

2010-04-24 15:43:07 | プロダクツ

浴用タオルとか、ボディータオルのことです。

私はこの手のタオルを、かれこれ20年以上織っています。(一般的な泉州タオルも浴用目的

が多いですが、ドライユースも兼ねているという点で、私の織っているものと区別ください)

スキンケアタオルには思いいれがあるので、話が長くなりがちですが、簡単に!

 

江戸時代、日本人には、石鹸は一般的でなく、ぬか袋で洗ってたそうです。 私の親(昭和

11年生)は今でも、一本の浴用タオル(一般泉州タオル)を持ち、そのタオルで、体を洗い、

濯いで、しぼって、そのタオルで体を拭いて出てきます。 我が家はタオルの機屋で、B品が

あるので、タオルに困ってるわけではありません。

今、おそらく一般的には、浴室内では、合繊のボディータオルを使い、湯上げには、バスタ

オルってスタイルが多数でしょう。

そのボディータオルで、合繊タオルが普及し、(保水性が繊維にないので、あわ立ち泡切れ

がよい)その扱い性のよさで、ついぶくぶくと、ゴシゴシと、とても心地の良いサッパリ感をあ

じわうようになりました。 これが乾燥肌をはじめとする、トラブルの原因です。 皮脂を取る

と保護膜を失い、乾燥し、かゆみがでます。 肌表面の細菌類もバランスしなくなります。

長期的にはアレルギーを誘発させてしまう気もします。 でもきれいにはしたい?

実は、私の家内も子供もアトピーです。 絶対ゴシゴシしません。 私の造ったスキンケアタ

オルも使わなかったりします(笑)、体がかゆくなるのを恐れているのです。

皮膚科の医者は、やはりナイロンタオルなどでの洗い過ぎには注意を促しています。

合繊タオルを全否定してる訳ではありません。 私が提案しているスキンケアタオルと、どち

らにも長所、短所があります。

 

これから少しずつ、スキンケアタオルの使用素材や、織り組織などをアップしたいと思い

ます。

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↑天然素材や肌への親和性の高い素材、不要な薬品加工除去

サイズや織りかたも、考えています。

 

 

 



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