福島の焼き物と窯、戊辰戦争の激戦地を行く

青天を衝くー渋沢栄一の生涯 新型コロナウイルスを歴史に学ぶ

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福島の焼き物と窯「福島県内の焼き物が各地に伝わる(1)

2021年05月13日 | 福島の焼き物と窯
福島県内の窯が各地に伝わる(1)
小杉焼きは富山県射水市小杉地区で焼かれた焼き物である。同地の高畑与右衛門が1835年(天保6年)頃に開窯したといわれている。18歳で与右衛門は各地の窯場を訪ね修業し10余年の後相馬風の技法を身に付けて帰郷したという。
花瓶・水差し・茶碗・燭台・急須などがあり徳利の種類が多くあり知られている。
その釉は銅青磁釉(小杉青磁)や飴釉などが使われ焼かれた。4代継承されたが、瀬戸や有田の焼き物の流通により明治21年廃業したといわれている。

◎東北最古の焼き物と伝承されている古本郷焼(水野源左衛門作)